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№5233:「専門性が自分の偏見と結びつく」のがもっとも有害

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、昨日は「本物の専門家というのは専門以外のことをたくさん知っている人」であると記しました。

が、実際はそうではありません。

大半の専門家は自分の専門分野(と本人が勝手に思っていること)しか知りません。

で、それが「正しい」と思い込んでいます。

では何故そうなるかと言うことですが、それは「専門性が自分の偏見と結びついているから」です。

これがもっとも有害です。

例えばですが、「牛乳は身体に悪い」といういい加減なことを言っている専門家がいます。

トレーナーとかインストラクターにもその一派が生息しています。

偏りが著しい人間になると「毒」と言ったりします。

ちょっとここで私の話をします。

私は「咳喘息患者」でした。

記憶にないくらい前から毎冬に必ず発症していました。

それが2019年の冬から発症しなくなりました。

2020年も2021年も大丈夫でした。

で・・私は幼少期に牛乳を飲んでいました。

正確には母親が出してくれていました。

そうしたら疑似科学専門家が「牛乳(毒)が影響している」的なことを言ったので、「今から私の母親のところに行って、あなたは自分の子どもに毒を飲ませていたのですよと言ってこい」と言い返したことがあります。

あまりにもバカバカしいので、そこから私はそれまで飲んでいなかった牛乳を毎朝飲むようにしました。

それがここ3年くらいのことですかね。

今朝もしっかり飲みました。

そうしたら咳喘息が治った。

ウケる(笑)

「牛乳が有害」なんていうのはこの程度のものです。

もしも「毒」なら私はとっくにご臨終になっているはずなので。

私の咳喘息が快方に向かったのは病院を変えたこと、新コロ禍でもともと少ない外出機会がさらに減ったこと、各種予防体制を強化したこと、医療テープで睡眠時の鼻呼吸を促していることなどの相乗効果によるものだと思います。

牛乳は全然関係ない(笑)

担当医も一笑に付していました。

ちなみに私がこういう発信をしているのはそういう偏った主張をしているトレーナーやインストラクターを正したいからではありません。

「被害者を減らしたいから」です。

念のため言っておくと、自分が勝手に信じるのは結構なことです。

もっともらしく人に勧めるのはやめてくれと言っているのです。

特にトレーナーやインストラクターといった指導者がこういった「自己偏見」をメンバーに教えるのは許されたことではありません。

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