№5483:「予算達成」や「良い評価」を目指しても疲弊するだけで幸せにはなれない!
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、世の中には「年収がいくら」とか「1回でこれだけ稼いだ」とか「これだけフォロワー数を増やした」といったことに価値を感じている人がたくさんいます。
こういった他者との比較とか勝った負けたによって生じる「優越感的幸福」は本来の意味での「幸福」ではありません。
むしろ「人間として最低最悪の幸福」だと思います。
では「幸福」とは何か?
その正体が「脳内物質」にあると読んだことがあります。
※もちろん諸説あるので柔軟にお聞きください。
私たちが「幸福」を感じる時、脳内には100種類以上の脳内物質が出ているといわれています。
その中から特に「幸福」に関係するのは「セロトニン」「オキシトシン」
「ドーパミン」の3種類ということです。
それぞれの特徴を言うと「セロトニン的幸福」は「心身がより良い状態に
あること」。
「オキシトシン的幸福」は「誰かと一緒にいる時の幸福、つながりによる
幸福」。
「ドーパミン的幸福」は「成功の幸福」「達成の幸福」です。
当たり前ですが、この逆の感情であれば「幸福ではない」ということに
なります。
わかりやすく言えば「セロトニン的不幸」は「苦しい、辛い、病気」。
「オキシトシン的不幸」は「孤独や孤立」。
「ドーパミン的不幸」は「低収入や貧困」といった具合です。
が・・世の中を見ればこういう人たちの方が多いように感じます。
辛そうにしている人が多いし、狭く閉じたコミュニティにいる人だらけだし、収入もそこそこの人が大半。
この状態が「不幸」とは言わないまでも「全然、幸福そうじゃない」ということははっきり言えます。
特に会社では「自分自身の充足感」も「他者との良好なつながり」も希薄な人が「予算達成」とか「人事評価」といった「ドーパミン的幸福」を目指しているというか、目指すことを強要されています。
これではいつまで経っても「幸福だ!」と言える状態にはならないでしょう。
日本の「世界幸福度ランキング」は先進国最低レベルです。
つまり、データ上は「先進国でもっとも不幸な国」。
何かを考え直さないといけませんね。
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