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№5622:「変化の時こそ、基本を確認しなければならない」

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、ここ数年はFBL大学の講座等で「基本の重要性」をお伝えすることが多くなっています。

その理由は「基本から外れたこと」を多く目にするからだと思います。

「思います」というのは意図して「基本を伝えよう」としているわけではないからです。

自然発生的にそうなっています。

そんな時、たまたま家にあるドラッカー氏の本を目にしました。

そこには「変化の時こそ、基本を確認しなければならない」と記されていました。

私は思わず膝を打ちました。

その瞬間に何故、最近「基本から外れたことを多く目にするようになったか」がわかりました。

それは新コロの影響です。

新コロは「大きな変化」です。

私は戦争レベルと言ってきましたが、それほどの大変化です。

ドラッカー氏の指摘は「変化の時こそ、基本を確認しなければならない」です。

と考えると「新コロ戦禍ほど、基本を確認しなければならない」ということになります。

基本とは「変わらざるもの」です。

新コロという大変化時こそ「変わらざるもの」を見つめる必要があったのです。

が、各社、各個人がやってきたことは「基本」ではなく「枝葉」です。

お飾りのようなDX事業部をつくったり、「今後はオンラインの時代だ」とばかりに動画撮影用のスタジオをつくったりと、そんなことばかりです。

言うまでもなく、それらの大半は現在機能していません。

そうなるのは日頃から「基本」を重視していないからです。

「基本」が必要なのに「基本とは何か」がわからないのです。

FBL大学で学んでいる方はわかってくれると思いますが、新コロ禍の約3年間、私は枝葉的なことを言ったことは一秒もありません。

同時に「基本を徹底したところが勝つ」と言い続けてきました。

ドラッカー氏は以下のように続けます。

「経験が私に教えたことは第一に、マネジメントには基本とすべきものと原則とすべきものがあるということだ」

「第二に、しかし、それらの基本と原則は、それぞれの企業、政府機関、NPOの置かれた国、文化、状況に応じて適用していかなければいけないということだ」

「そして第三に、もう一つの、しかも極めて重要なことは、いかに余儀なく見えようとも、またはいかに風潮になっていようとも、基本と原則に反するものは、例外なく時を経ずして破綻するという事実だった。基本と原則は状況に応じて適用するべきものであっても、断じて放棄としてはならないものである」

快感でしたね。

ホント、すっきりしました。

私はこれからも「基本と原則」に徹底的にこだわっていきたいと思います。

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