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№5713:着陸体制にあるものを無理やり上げようとするからおかしくなる

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、先般ある方と話していたら「現在の売上を段階的に半分位にしていく」と言われていました。

当たり前ですが、これはただ半分にするということではありません。

現在の売上を将来の売上に変えていくということです。

つまり「投資」です。

将来の事業に投資しながら、現在の売上を減らしつつ、新たな売上をつくっていくということです。

なので、その時点では現在の売上より増えているということが起こるでしょう。

これは極めて正しい考え方だと思います。

事業というのはどこかの段階で必ず停滞していきます。

私はよく飛行機に例えていますが、事業には離陸、成長、着陸のタイミングがあるのです。

この着陸に入る前のタイミングで新たな離陸をしていかないと、事業は尻つぼみになっていきます。

実際、私もそうしてきました。

コンサルティング→FBL大学→スモールジムと、着陸する前に次の展開を作ってきました。

しかし、多くのフィットネス業界企業や業界人はこのことが全くわかっていません。

いつまでもいつまでも今の売上や利益を増やそうとするのです。

その愚行の典型が既存の総合型フィットネスクラブです。

既存の総合型フィットネスクラブは完全に着陸期に入っています。

なのにそれを無理やり上方に上げようとしています。

向かっている方向が違うんですよ。

下に向かっているものを上に上げようとするから、そこに乗っているスタッフは疲弊するし気持ちが悪くなる。

当然のことです。

かつ「未来への投資」をまったくしていません。

この類の企業は冒頭の方のように今の事業の売上を減らしながら、新たな事業を立ち上げていく必要があります。

が、新コロ禍は3年もあったのに収束を期待するだけで、それをしてこなかったのです。

皆さんのまわりの事業や企業をよく見てください。

誤った操縦をしている企業や人が大半でしょう。

そのことに気づくべきです。

そして気づいた人から、さっさと正しい行動、新たな挑戦の行動をしていくべきだと思います。

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