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№5664:リーダーは「選ばれるもの」で「昇格するもの」ではない

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、FBL大学内で音声シェアしたことから一選。

それは「リーダーは選ばれるもので昇格するものではない」ということです。

私は「論語」を学んでいるのですが、孔子は誰もが認めるリーダーです。

好き嫌いはあるにせよ、時代を問わない普遍的なリーダーであることは間違いありません。

では、孔子は何故リーダーになったのか。

当たり前ですが「昇格試験」に合格したわけではありません。

その人徳とか思考力に対してまわりの人たちが自動的に集ったのです。

私はここにこそリーダーの本質があると思っています。

つまり、リーダーというのは「選ばれるもの」であり「自然発生的に生まれるもの」ということです。

対して「会社のリーダー」はどうでしょう?

昇進や昇格によって「人工的につくられています」。

「会社が選んだ」という見方もできますが、その実体は制度的なものです。

世の部長とか課長の大半にまったくといっていいほど人望がないのはここに理由があります。

こう言うと「きちんとした評価に基づいている」と反論されるかもしれませんが、だったら業績はもっと良くなるし、部下スタッフも成長するはずです。

この時、迷惑なのは部下スタッフです。

だって自分が全然望んでいない人が上司になるのですから。

世間一般では「上司は選べない」と言われています。

が、これは間違いです。

上司を会社の中に求めればそうなりますが、それが「当たり」である確率は宝くじ並みに低いです。

なんといっても日本だけで法人は約178万社ありますから。

ここには「ひとり社長会社」も含まれるので1/178万にはなりませんが、いずれにせよそんなラッキーなことはないと考えるのが賢明です。

そうではなく上司的な人は社外に求めるべきです。

インターネットやSNSによって、今はそれができる時代です。

昭和の時代のように「上司は選べない」ということはありません。

いや、昭和の時代だって、それはおかしなことなんです。

孔子の時代、弟子たちは歩いて孔子にもとに訪れたのですよ。

そういう「迫力」とか「気迫」が学ぶ側にすっかり不足していると感じます。

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