№5820:「フィットネス」に対する私たちの見解
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、昨日はスモールジムFlare(青森県青森市)代表トレーナーの小野寺さんの「フィットネスと一線を画すための一歩二歩」というnoteを紹介しました。
ここには「今後のスモールジムの行くべき道」が記されています。
本日は小野寺さんの意見に私の考え方を簡易に付加したいと思います。
私、いや私たちスモールジムが考えている中心的価値は「日常生活を快適に過ごすための身体をつくる」ということです。
そのためには病気にならない、体調を崩さない、腰痛、膝痛等にならないといったことが必要になってきます。
この時、「病気にならない」という考え方は消極的です。
そうではなく「○○になる!」「○○をつくる!」という、より積極的な考え方を重視しています。
この目的を達成するにあたって必要となってくるのがスモールジム指導の根本となっている「身体管理」です。
「身体管理」は「体力」「見た目」「中身」で成立しています。
「体力」とは行動体力のこと。
「見た目」とは筋肉をつけたり、体脂肪を減らしたり、姿勢を良くすること。
「中身」は内科的疾患と外科的疾患のことです。
※つまり、全部で6要素。
このうち、病気にならない、体調を崩さないことにもっとも影響するのは「中身」です。
これを「防衛体力」と言います。
はっきり言って、行動体力を鍛えても、見た目を良くしても、病気にならない、体調を崩さない身体をつくることに直接的な効果はありません。
実際、運動好きな人、マッチョな人、ダイエットに励んでいる人で、しょっちゅう風邪をひいたり、体調を壊している人がいるでしょう。
これは「体力はあるし、見た目は磨いているけれど、身体管理ができていない」ということです。
大切なことは「防衛体力あっての行動体力や見た目」です。
そして「身体管理」のために必要な学問が「身体管理『学』」という学問です。
スモールジムの店長は「身体管理指導士」であることを原則としています。
「身体管理学」のベースとなる「五位一体」のアプローチです。
「五位一体」とは「運動(動く)、栄養(食べる)、休養(休む)、心を整える、つながる」の5要素です。
今後、私たちスモールジムは「五位一体」の考え方を磨き上げていくつもりです。
話を小野寺さんのnoteに戻します。
「フィットネス」というのは大切で良い概念です。
が、小野寺さんのnoteを見ればわかるとおり「フィットネス」から連想されるイメージは以下のようなマッチョボディや美ボディです。
メタ社のアルゴリズム解析ですから、これこそが「国民の頭の中のイメージそのもの」なのです。
これはフィットネスという言葉を愛しているとか、大切にしているとかいう問題ではありません。
「イメージがこうである」と言っているのです。
私たちが提供したいサービスがこういうことではないのは前半の説明の通りです。
とはいえ、30年、40年かけて形成されてきた強固なイメージを変えることは容易ではないし、それをする意味もありません。
なので「フィットネス(行動体力と見た目のこと)」を包括した、より一般の方々の感覚に近い新たな概念を打ち出していくつもりでいます。
その準備は着々と進んでいます。
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