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№5701:「自分たちがそのワンコのお父さん、お母さんになる」ということ

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしています。

【今週のご質問】
「ワンコを飼おうか迷っています(『飼う』という表現が正しいのかわかりませんが、ひとまずお許しを)。遠藤さんがワンコを飼おうと思ったきっかけや、一緒に暮らしていて感じることなどを差し支えない範囲で教えてください」

【私の考え方】
では「飼う」ではなく「暮らす」と表現します。

なお「飼う」が不適だとは思っているわけではありませんので、あしからず。

我が家がワンコを家族に迎え入れたのは2019年4月のことです。

それまで私はワンコと暮らしたことはありませんでした。

また「ワンコが好き」ということもありませんでした。

では、何故一緒に暮らそうと思ったのか。

正確には思い出せないんですよね。。

保護犬を引き取ったので、それなりの思いはありましたが、そこに立派な理念みたいなものがあったわけではないと思います。

「その時の自分がそう思って家族の賛同も得られた」としか言いようがないんです。

当時のいろいろな思いが重なり合ったのだと思います。

すみませんが、そんな感じで。。

一方の「一緒に暮らしていて感じること」は山のようにあります。

列記すればたくさん書けますが、大きなことを3つ選びます。

1つは「心が豊かになる」ということです。

ワンコは飼い主や家族になつきます。

愛情を持って接すれば接するほどなつきます。

「愛情を持てる存在がいること」であり「相手(ワンコ)から愛情を感じること」は、理屈などなく「人の心」を豊かにしてくれます。

2つは「家族の仲が良くなること」です。

こう言っては申し訳ない気もしますが、事実としてワンコの存在は家族の潤滑油になります。

親子とか兄弟ではなく、全員と等距離にいるからかもしれません。

「我が家のアイドル」みたいなものですかね。

そして3つは「ワンコが幸せになる」ということです。

上記のような日々を送ることでワンコも喜んでくれていると思うのです。

これがワンコと暮らすことの最大の意味だと思います。

もちろん、大変なこともあります。

病気になることもあれば、別れの時も来ます。

散歩、食事、トイレのお世話などなどにはそれなりの時間も要します。

ワンコは人間の2歳〜3歳程度の知能を有すといわれているようですが、ということは2歳〜3歳程度の子どもとずーっと一緒にいるのと同じです。

「自分が自由に使える時間」は確実に少なくなります。

だから「一緒に暮らそう」「家族の一員に迎え入れよう」と思うのであれば「家族全員の賛同」が必要です。

全員で可愛がることができないなら、家族に迎え入れてはいけません。

例えば、旦那さんは望んでいるけれど、奥さんは反対というケースはダメです。

旦那さんが「お世話は全部やるから」と言ってみたところで、実際に迎え入れたら確実に奥さんに負担がかかります。

これではワンコも可哀想です。

また「お子さんの情操教育に良い」なんていうのもダメです。

あくまでも迎え入れるのは「ワンコのため」です。

私はよく考えます。

「この子のお父さん、お母さんはどこでなにをしているんだろう」

「この子はお父さん、お母さんと会えないし、誰かも知らないんだよな」

そう考えると、たまらなく愛おしくなります。

ワンコと暮らすということは「自分たちがそのワンコのお父さん、お母さんになる」ということです。

保護犬であろうと、ブリーダーさん経由であろうと、反対意見も多いペットショップであろうと、その決意だけは絶対に不可欠だと思います。

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