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№5414:「社長」ではなく「顧客」を喜ばそう!

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、昨日は多くの人、特に会社員が「仕事が楽しい」と思えない2つの理由の1つ目として「心の底から幸せにしたいと思う対象(お客さん)がいないこと」を挙げました。

今日は2つ目です。

それは「会社」という存在そのものに「仕事が楽しい」と感じることできる設計が組み込まれていないことです。

「会社」に入れば個人は「歯車」です。

会社に入れば個人は「売上を上げる」「利益を増やす」といったシステムの一部に組み込まれることになります。

多くの経営者は「違う」と言うはずですが、それはウソです。

その証拠に「あなた」という社員が辞めれば、瞬時に代用があてがわれます。

これは「部品」だからです。

また、「あなた」という社員が顧客と親密になることも肯定されません。

親密というのは恋愛関係等ではなく、サービス提供者と顧客としてより良い関係性になるということです。

が、これも「個人が目立ってはいけない」的な理由で認められないことが大半です。

新コロを境に「そんな考え方は古い」ということに気づいて「個」を全面に押し出す企業も出てきましたが、ごくごく一部です。

歯車の一部。

個人は目立つな。

こんな状態が楽しいわけがありません。

とはいえ、仕方ありません。

これが「会社」というところだからです。

「会社」という組織を合理的に維持していこうと思ったら、経営者が上記のような考え方になっていくことに一定の理解はできます。

いずれにせよ、その結果、社員は何に対して喜びを感じるか。

社長に褒められた。

役職が上がった。

昇給した。

こんなことばかりになります。

ここに顧客はいません。

本来、仕事というのは「顧客に貢献するもの」です。

だから「社長が喜んだ」ではなく「顧客が喜んだ」ということに社員は喜びを感じるべきでしょう。

もはや完全に的が外れているのです。

「社長」ではなく「顧客」を喜ばそう!

それが「仕事の本質」です。

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