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№5219:「芯が強い」と「我が強い」の違い

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、今日は一昨日に続いて「混同してはいけない『違い』シリーズ」を。

今回は「『芯が強い』と『我が強い』の違い」です。

本ブログでは過去に「個性とわがままの違い」について書いたことがあります。
※なんと2008年1月だった。関心がある方は上のリンクからどうぞ。

「類似して使われるけれど全然違う」という点で「芯が強い」と「我が強い」も似ています。

当たり前ですが、「芯が強い」が「善」で「我が強い」は「悪」です。

「芯が強い人」というのは「自分軸」に基づいて思考や行動を決定します。

で、この「自分軸」は日々の内省と各種実績によって形成された確かなものです。

これは「自分はこうありたい」とか「こうすればこうなる」という信念といえるので、言うなれば「不動である」ということです。

対する「我が強い人」というのは「直近の感情」で動きます。

感情で動いているから、自分にとって嬉しいことがあればニコニコしているし、自分にとって不快なことがあれば不機嫌そうになります。

直近の感情に左右されるため「思いつきのような行動」を繰り返します。

「不動」とは真逆の態度です。

ヒステリックで執着心が強いというのも「我が強い人」の特徴です。

別の言い方をすれば「自分の正しさで動いている人」ともいえます。

だから自分の考え方と違うことに触れると「自分が否定された」とか「相手が間違っている」と考えてヒステリーを起こします。

で、自分が否定されたと感じると、今までお世話になってきた人との人間関係を平気で切ることができます。

こういう「とんでもない人間」を今まで結構見てきました。

だからその人間のまわりを見ていれば「芯が強い人」か「我が強い人」かはすぐにわかります。

「芯が強い人」のまわりには優秀な人たちが集い、「我が強い人」はコミュニティから「孤立」していくか、小さく狭い範囲で同じような人たちと付き合っています。

「個性とわがままの違い」というブログでも私は「それは自分が決めるのではなく周囲が決めるものだ」と記しました。

自分では「個性」だと思っていても、周囲から「わがまま」と思われていれば、その人の社会的評価は「わがまま」です。

「芯が強い人」か「我が強い人」かも同じこと。

それは周囲が決めているのです。

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