№5525:社員を鍛えたいなら「週次会議」「PL」「KPI」の3点セットが必須不可欠
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、私は仕事柄「数字に強くなるにはどうしたらいいか」「マネジメント力を鍛えるにはどうしたらいいか」という質問を受けます。
そこで一貫して答えていることは以下の2つです。
1つは「週次会議」の実践。
2つは週次会議が「PL」と「KPI」を用いて議論されているかということです。
この3点セット(週次会議、PL、KPI)が揃っていない限り、社員のマネジメント力が向上することはあり得ません。
このことは独立起業した2007年から言い続けています。
では何故、週次会議が必要か?
それは進捗管理ができないからです。
例えば、当月入会目標が100名とします。
7日の段階で入会10名だったとします。
このクラブの月末の着地見込みは何名でしょう?
31日は7日の約4.4倍だから、10名×4.4で44名。
こんな単純なことにはなりません。
FBL大学で学んでいる方なら「ピッチ率を使えばすぐわかる」ということを理解しています。
週次会議を実施して1週目、2週目、3週目・・とその時点における進捗管理ができていれば、先手先手で策を打っていけます。
しかし、ほぼすべてのクラブは月中とか月末になってバタバタやっています。
これでは結果は最大化しません。
週次会議では営業施策のPDCAサイクル(STPDサイクル)を回し、成果を最大化させるための議論をします。
ということは「営業施策」が確認できる資料と、その結果である「利益」が確認できる資料が必要になります。
前者を「KPI表」といい、後者を「PL表」といいます。
私は「右手にPL(結果)、左手にKPI(原因)」といっています。
この2つの資料がなければ会議になりません。
しかし、大半のクラブはPLを用いずに会議をやっています。
私にはその理由が1%も理解できません。
おそらく人件費を公開したくないのだと思いますが、これは社員の成長よりも、自分の懐事情を明かさないことを優先しているわけで、まったく褒められたものではありません。
こうなると議論は「直近で気になっていること」に集中します。
入会が問題ありなら入会の話。
付帯収入に問題ありなら付帯収入の話。
ここには指標となるKPIも存在していません。
これは単なる「報告会」であり「会議ごっこ」です。
こういう環境だと大半の社員が数字が苦手なまま中高年化します。
社員をまっとうに鍛えたいなら「週次会議」「PL」「KPI」の3点セットが必須不可欠です。
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