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№5430:「稼げる個人」になれば副業というワードは出てこない

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、土曜日は(基本的に)いただいた質問にお答えしています。

【今週のご質問】
「当社は副業が禁止です。この時代に・・と思いますが。社員の副業についてどのように考えていますか?」

【私の考え方】
まず基本的に思うのは「個人が何の仕事をしようが自由である」ということです。

会社にそれを禁止する権利などありません。

憲法22条でも「職業選択の自由」が規定されております。

とはいえ、会社側の理由もわからないではないので、それは後半に記すとして、まずは「個人の自由」の観点から述べていきます。

私はFBL大学で「乳酸菌理論」というのを展開していきます。

乳酸菌はヨーグルトでもお菓子でも何にでも入っていきます。

で、相手の価値を向上させます。

ついでにサプリメントのように乳酸菌単体でも高い価値を発揮します。

「個人もこうあるべきだ」ということです。

この時、副業は個人の自由を抑制します。

本当は複数に貢献できるのに自社のみに可能性を限定されることになります。

個人にとってこんな不自由はないでしょう。

が・・理屈の上ではこうなるとしても、実際は乳酸菌のような個人はあまりいません。

各自が「あれもやりたい、これもやりたい」と思っているだけで、相手から見たら「いや、必要ありません」と言われてしまうような人が大半だと思います。

「これだけは負けない」という分野を有さないことには「乳酸菌理論」は成立しません。

対して企業が副業を禁じる理由ですが、前述のように理解できます。

その理由は正社員雇用等の「安定」を与えているからです。

社員は雇用を保証してもらうという「安定」と引き換えに一定の「不自由」を許容することになります。

これは当然だと思います。

「安定もよこせ!自由もよこせ!」では身勝手すぎます。

なので副業をしたい人は正社員契約ではなくフリーランス契約をして「どのような成果で貢献するか」ということを明確にしたらいいと思います。

このことは昨今のトレンド的な副業ブームとは関係なく、FBL大学を始めた2013年から言っています。

とはいえ、多くの会社はそれを認めないでしょう。

その理由は「副業を認めない理由が社員を自分の支配下で管理しておきたい」という点にあるからです。

本音は「勝手なことは認めない」という支配欲です。

また個人側の本音も「乳酸菌理論」ではなく「収入が減ったから他からも収入が欲しい」という点にあったりします。

どっちもどっちですね。

というわけで、巷で展開されている副業云々の議論は本質的ではないと思います。

必要なのは「稼げる個人」になること。

「稼げる個人」になれば副業というワードは出てこないはずです。

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