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№4886:人生は「続けたことしかものにならない」
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
今日は「世の中のオンライン化を活かせない人の特徴」という話をします。
昨日も記したとおり「世の中のオンライン化」は夢のような環境であり、人々に自由をもたらすものです。
しかし、現実はその環境を活かせる人と活かせない人に分かれます
その分かれ道は「自己管理力」にあります。
私は「管理」という言葉が嫌いですが、それは「他人に管理される」という意味での「管理」です。
使えない上司ほど「管理するのが仕事だ」と思っており、使えない部下スタッフほど「管理されるのが当然」と思っているので、ここに「管理」における相思相愛が成立します。
が、上司の仕事は部下スタッフを成長させ自立させることです。
「管理」ではなく「解放」すべきです。
「管理」を厳しくすればするほど、逆に「奴隷型」の部下スタッフが育成(?)されます。
その結果、上司がいないと何もできない、指示命令がないと何をしたらいいかわからない、会社に行かないと集中して仕事ができないといった「自己管理できない人」が増えていきます。
一方、テレワーク等の「オンライン化」は「好きなときに好きな場所で仕事をする」というモデルです。
当然、成約やルールはありますが、その自由度が増すことは間違いありません。
ここで「自己管理できない」ということになると、仕事をしなければいけないのにお菓子を食べてしまったとか、ダラダラと仕事をしてしまい締切りに間に合わなかったといいうことが起きます。
するとどうなるか。
「上司の管理が増える」のです。
「新コロで管理職の労働時間が増えた」ということは日経新聞の調査でも明らかになっています。
これは結構笑えます。
本末転倒もいいところです。
「働き方」というのは個人が選択すべき最重要項目です。
「働き方=生き方」だからです。
しかし、現在の「オンライン化」というのは社会の変化から強制的に与えられたものです。
だから日頃から「自分の人生」について深く考えていない大半の人たちは、この千載一遇のチャンスに対して「まったく対応できない」ということになるわけです。
各自は「自分がどのようなスタイルで働きたいか」を真剣に考える必要があります。
その上で必須な能力が「自己管理力」です。
「自己管理力」とは「日々、自分で決めたことをやること」です。
これを「ルーチン」といいます。
人生をより良くしていきたいなら「ルーチン」が必要です。
そしてそれを何週間、何ヶ月間、何年間と続けていくことが求められます。
結局、「続けたことしかものにならない」。
人生とはそういうものだと思います。
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