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№5710:リーダーはマネジメントを簡単にせよ!

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、かねてから私がビジネスモデルやホワイトフランチャイズ企業として参考にしているワークマンは「エクセル経営」が有名です。

書籍も販売されているし、自らの成長の源泉の1つに「エクセル経営」を挙げているほどです。

2022年7月時のワークマンの店舗数は1000店。

ここから10年後には1500店舗へ。

さらに同社が国内の限界点とする2000店舗までを目指すようです。

その規模感にある会社のマネジメントの基本が「エクセル経営にある」というのは非常に示唆に富んでいると思います。

私はビジネスの師匠から「営業を科学せよ」と叩き込まれました。

こう言うと何やら難しそうに感じますが、その実体は「シンプル・イズ・ベスト」でした。

なので「エクセル経営」という考え方にピンときます。

実際、私は難しい経営用語やマネジメント用語はいまだにわからないし、理解できません。

それでもここまでやってこれました。

だからといって、数字のどんぶり勘定やなぁなぁはまったく納得できません。

しっかりと「予測のマネジメント」を実践すべきです。

FBL大学ではピッチ予測とか分解予測といった「予測のマネジメント」をメンバーに指導しています。

業態によって使わないものもありますが「使わなくても知っておくこと」は絶対に必要だと思っています。

なので、やり方や考え方をしっかりお伝えします。

が、多くの会社はこれをしません。

何も教えないで「結果を出せ」ということだけ要求します。

これだと、もともと現場が大好きな一方で数字に苦手に意識がある多くのトレーナーやインストラクターはますます数字に苦手意識を持つようになり、かつ思うような結果を出すことができず、自信を失っていきます。

で、彼等彼女等は数字に弱いまま「レッスン命」「現場命」で加齢していきます。

が、そのうちレッスンもできなくなります。

また、契約店舗の業績の如何で契約を切られます。

この動きは新コロ禍後に加速しています。

なんとも不幸な話です。

フィットネスクラブレベルのマネジメントなんて、全然難しくないですよ。

家計簿がつけられれば誰にでもできます。

それを難しそうにしたり、大変そうにしているのが多くの役職者たちです。

もっとも本人たちは「マネジメントなんて簡単だ」とは思っていません。

もし思っていたら、こんなに疲弊したり、精神的に病んだりはしないはずなので。

マネジメントを簡単にするのがリーダーの仕事です。

そういう環境にいない人、はたまたそういう環境の必要性に気づけない人の仕事人生は、この先、辛くなるばかりだと思います。

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