№5663:折り込みチラシは「数」ではなく「地域の足し算」で決める必要がある
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、新コロ禍も収束ということで、全国の店長たちは「新規集客」に躍起になっていることと思います。
集客手法の一部に「新聞折り込みチラシ」があります。
この時、「チラシを2万部投入した」という考え方をする人がいます。
ちなみに2万部というのは重要ではありません。
1万部でも、10万部でも、100万部でも結構です。
問題は「数字が先に来ている」ということです。
商圏というのは、そんなに「ピッタリとした数」ではありません。
例えば、新聞折り込みなら販売店の数を足せば、例えば「1万9550部」といったような端数になります。
当たり前ですが、商圏というのは「地域を選択すること」です。
その選択した地域の合計が「2万部」になるわけがありません。
ということは、こういう店長は「地域」ではなく「数字」で商圏を判断していることになります。
※25年くらい前の私はこうで、とっても怒られた。
こう言うと「いや、地域を絞り込むのではなく、商圏2万人がビジネスモデルなんだ」と反論されるかもしれません。
この考え方はアリですが、だとしても「数」はぴったりにはなりません。
前述の「1万9550部」とか「2万1150部」とかになります。
試しに「2万部」という考え方の店長に「勝負地域を明確に示してください」と問うたら、おそらくですが90%くらいは答えられないと思います。
ここでの「合格」は何かを見てもいいので「●町が1550世帯。▲町が2600世帯。■町が3500世帯・・」といった具合に「足し算」で勝負地域を答えられることです。
※当然、そこからの入会者数も知っておくことがセット。
「北はこの道路で、南はこの川です」といったざっくりした答えは「失格」です。
これはポスティングも同じです。
「2万」という数にはなりません。
「勝負地域の家の名前は全部知っている」という店長のお店は集客で苦労する確率をグッと減らせると思います。
※仮に行ったことがなくても、ゼンリンの地図があれば戸建てはわかる。
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