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№5189:何故「相手に良いこと」をする必要があるのか

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、私はFBL大学の活動を通じてメンバーの皆さんに「相手に良いことをしてください」と強くお願いしています。

何故かといえば「相手が良くなることで自分も良くなるから」です。

では何故「相手が良くなることで自分も良くなるのか」と言えば、社会というものが「関係性」で成り立っているからです。

相手と自分は一体です。

だから相手が良くなれば自分が良くなります。

このことは「国」で考えればわかりやすいと思います。

「自国」が良くなろうと思ったら「相手国」に良いことをするのが当たり前です。

双方が良いことをし合うことによって双方の幸福度は上がっていきます。

もっとも相手国に良いことなどしなくても「自国だけ」が良くなることもできます。

そうしたければ自国を閉じてしまえばいいのです。

他国のことなど気にせず、情報も遮断して、自国のことだけを考えていればいいのです。

が、世の中を見ればわかるとおり、このような国は「孤立」します。

で、そのうち滅びます。

滅びないとすれば人口数とか兵器とか相手が脅威と感じるものを保有している場合のみです。

こういう国の国民が他国から見て幸せそうに見えるかといえば見えません。

しかし、国民は「幸せです」と言います。

閉じられた空間の中でマインドをコントロールされているからです。

企業も個人もまったく同じことがいえます。

相手に貢献するのではなく、自分のことだけを考えていれば時間軸の中で孤立し、衰退していきます。

それでも閉じられた空間の中で「自分たちは幸せだ」と思うようになります。

新興宗教団体等を考えればわかりやすいでしょう。

私はFBL大学で「経営者三楽コース」というコミュニティを運営しており、毎週水曜に全員が「お題」に答えるというプログラムを実施しています(※「お題」はメンバーの順番制)。

そこでは「経営課題」がテーマになることも多いのですが、メンバーは「有料級」の内容をシェアしてきます。

何故なら、それが「相手のため」だからです。

と同時に「相手のためにしたこと」が「この人はスゴい!」という評価になっていくからです。

結果、その評価が後々の仕事につながっていきます。

これが双方が良くなっていく循環です。

「こんな有料級の情報を無償で出していいのか」なんていう考えは完全にズレているのです。

そもそも今の時代はアイデアになど価値はありません。

それを「結果につなげるプロセスとか体験」が価値になるのです。

「返報性の法則」のような「良いことをすれば良いことが返ってくる」ということでなく、シンプルに「相手に良いことをすればいい」のです。

その蓄積が双方の人生でありビジネスをよくしていくのだと信じています。

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