見出し画像

№5449:スモールジムが広まる理由

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、私はたまに「何故、スモールジムのような形態である必要があるのか。マンションの一室等で始めた方がリスクが少ないのではないか」という主旨の質問を受けます。

この見解に意義はありません。

まったくその通りだと思います。

そう思う人はそうしたらいいですし「おかしなことをやっているな」とも1%も思いません。

では何故スモールジムなのか。

私の考え方は明確です。

「スモールジムという『マインド』と『ビジネスモデル』が広がっていくから」です。

このことはスモールジムが設立されたときから考えていたことです。

たしかに「マンションの一室」とか「訪問型」は固定コストが低く経営リスクがほとんどありません。

が、これを逆から言えば「自分だけ食っていければ困らない」ということになります。

要は「広める必要がない」のです。

実際、「マンションの一室」とか「訪問型」は広まっていないでしょう。

やっている人は多いのかも知れませんが、これは個人の数が多いというだけで共同体的には広まっていません。

これに対してスモールジム事業はリスクがあります。

事業としては初期に用意する費用が1000万円とまったく高いとはいえませんが、初めて事業をやる人(独立起業した人)には少なからずプレッシャーがかかるでしょう。

問題はここです。

私たちはここを「乗り越えた人」とやりたいのです。

ここに「マインド」があります。

「マンションの一室」とか「訪問型」は事業とはいえません。
※否定しているのではありません。

だからこのタイプでやっている人の大半は法人化していません。

先に「広まらない」と記しましたが、このような「マインド」であり「意識」だから「広まらない」のです。

繰り返しですが、自分のことだけを考えていれば困ることがないのですから。

私たちは違います。

「相互依存(各自が自立しながら協力し合うこと)」をしなければやっていけません。

その時に「スモールジムというビジネスモデル」がある。

だから広まるのです。

事実、約2年間で18店舗体制になった。

来年は40店舗体制を目指しています。

この時、「スゴいですね」とか、表面的なことを分析する人はたくさんいても、今日書いたようなことに言及する人は(関係者以外では)過去にひとりもいません。

もちろんまだまだ他に理由はありますが、この思考の浅さこそが当業界の既存プレイヤーの多くが沈没している理由の1つだと思います。

▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「継続するコミュニティビジネスの考え方」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?