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№5687:スモールジムと小型サーキットジム等の会員数が違う理由

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしています。

【今週のご質問】
「スモールジムはホームページにも『目標会員数は90~120名)』と明記されています。一般的な小型サーキットジム等の目標会員数は500名前後と理解しているのですが、この違いはどこにあるのでしょうか」

【私の考え方】
これはそもそもの発想の違いです。

スモールジムは(これもホームページに明記していますが)「トレーナーが自分のジムを持つため」に考え出されたビジネスモデルです。

例えば、カーブスさんの出店物件募集を見ると「坪数は40~50坪程度。40坪未満は受付けない」と書いてあります。

40坪でも従来のフィットネスクラブより1/10とか1/20ですが、私たちからすると、それでも大きすぎます。

詳細は割愛しますが「それを半分にしよう」というところから始まったのがスモールジムです。

2019年夏のことです。

「トレーナーが自分のジムを持つため」を言い換えると「トレーナーがひとりで経営運営できる」となります。

この時、セットとして重要なのは「トレーナーが経済的、精神的、時間的の3つの自由を獲得できる」ということです。

所謂、大手クラブの社員のように、仮に年収が600万円でも「朝から晩まで予算の達成に追われる毎日で、ストレスと疲弊でまいっている」なんていうのは「1つも自由がない状態」です。
※「経済的」にはまずまずかもだが「自由」がない。

「ひとり経営」「3つの自由の獲得」を目指すときに以下のような要素はマイナスになります。

・開業コストが高い
・敷金礼金が高い
・家賃が高い
・施設改修費が高い
・人件費が高い・・

これでは個人はできません。

逆から言えば、だからフィットネス業界でFC制を採用している企業は「企業対企業」の契約になっています。

私たちはそうではなく「個人」と契約します。
※法人設立を推奨している。

かつ、「加盟の条件」として「契約者ご本人が店舗の運営にあたれること」とも明記しています。

●加盟の条件
1.当社理念に賛同いただける方
2.原則として加盟は個人が対象です(法人の方はご相談ください)
3.契約者ご本人が店舗の運営にあたれること

「健康産業は儲かりそうだ」的な法人はお断りです。

細かなことを挙げれば他にもありますが、こういったことが一般的な小型サーキットジム等との違いです。

念のため言っておくと、これは優劣ではありません。

「会員数を増やすということは、そもそものビジネスモデルであり収益モデルが壊すことになる」ということです。

スモールジムはこれからも「自分のジムを持ちたい」というトレーナーを支援し、「3つの自由」を獲得する人をどんどん増やしていくつもりです。

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