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№4957:「鶏口」になれ!「牛後」になるな!

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

今日は「鶏口になれ! 牛後になるな!」というお話を。

昨日は私の元部下スタッフである泉川芳則さんとフィットネスビジネス誌で対談したことを記しました。

当時は私が社長で泉川さんがマネージャー(店舗責任者)です。

ここには「上下の関係」があります。

この関係性で対談は成立しません。

「うちの会社はフラットなんで」とか言ってみたところで、聞く方からすれば「内輪の自慢話」で終わりです。

対談が実現したのは泉川さんが独立起業をしたからです。

「鶏口牛後」という言葉があります。

言うまでもなく「大きな組織や集団の中で従ったり尻についているよりも(牛の尻尾)、たとえ小さな組織であってもそのトップになった方がよい(鶏の口)」という意味です。

私はどう考えても「鶏口派」です。

ちなみに私は「社長になりたい」とは1%も思っていません。

が、「人の指示に従いたくない」とは1億%くらい思っています。

だから「自分でやる(鶏口になる)」しか選択肢がないのです。

が、(いずれのケースでも)「鶏口思考」をする人は圧倒的に少数です。

これは数字で説明できます。

総務省の調査を見ると日本の会社の数は約410万社です。

「会社の数=社長の数」なので「410万人÷日本の総人口約1億2325万人」で社長の割合は「約3.3%」です。

ただし、そのうち218社(人)は法人登記をしていない「個人企業」といわれるものです。

なので法人登記をした人になるとここからさらに減って「約1.6%」になります。

この説明でわかると思いますが「だから会社は成立する」のです。

約96.7%の人たちが「牛の尻尾のまま生涯を終えるから」です。

世の中の人が私のような考え方の人ばかりになれば会社は成立しません。

が、絶対に絶対にそうはならない。

私たちは「牛の尻尾」になるための教育を受けているからです。

その証拠に「鶏口牛後」という言葉を知らない人はいても「長いものには巻かれろ」「郷には入れば郷に従え」という言葉を知らない人はいないはずです。

私たちは子どもの頃から「集団の一部分になることが正」という教育を受け続けているのです。

人生は1回です。

「約3.3%」の「鶏口」に挑むか。

「約96.7%」の「牛の尻尾」で生涯を終えるか。

私のまわりにいる方々には「鶏口になれ! 牛後になるな!」と言いたいです。

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