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今のままではフィットネスクラブは「変わらぬ混雑」「多忙」「赤字拡大(利益減少)」の三重苦になる

こんにちは。遠藤です。4782回目のブログです。
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さて、全般的にフィットネスクラブの入会が好調のようです。

前年比増というクラブも少なくないようです。

もろろんこれは良いことです。

が、それをもってして「入会は好調です」と判断するのはあまりにも早計です。

批判でも否定でもなく「それは当たり前だ」と思います。

何故なら4月~8月くらいまでほぼ入会がなかったからです。

その間に「フィットネスクラブに入会しようかな~」と考えていた人が現在の入会増要因になっているのだと思います。

仮に1ヶ月の平均入会者が60名とすれば4~5ヶ月分は240~300人となり、そのうちの一部が9月とか10月以降の入会者数の上乗せ要因となります。

が、年間で計算したら(一貫して言っているとおり)おそらく前年比の70%~80%になるはずです。

在籍力の公式は「平均月間入会者数÷平均月間退会率」です。

仮に退会率を3%で一定とすれば「60名÷3%=2000名」で、「48名(60名の80%)÷3%=1600名」です。

会員数は時間軸の中で上記レベルで減少していきます。

ここでの大大大問題は「ビジネスモデルが変わっていない」ということです。

具体的には「利益が減少している(赤字が拡大している)のに忙しさは変わらない」という状況に陥るということです。

1日の来館率を25%とします。

会員数2000名なら500名。

会員数1600名なら400名です。

12時間営業するとすれば「100名÷12時間=約8名」です。

800坪とか1000坪の施設で8名では、目の前の混雑状況はたいして変わりがありません。

また新型コロナ問題が収束していないのに来館される会員さんを「やる気がある」と仮定し、利用率が30%に上昇したとすると来館者数は1600名時で480名となり、ほとんど忙しさは変わらないということになります。

もっと言えば、今、現場スタッフの多くは「付帯収入アップ」やら「オンラインレッスン」やらに奔走させられています。

で、人件費削減命令が出ています。

その状態で、店舗は赤字傾向と来ています。

これは「変わらぬ混雑」「多忙」「赤字」の三重苦です。

そしておそらく給料は下がるか、よくて現状維持でしょう。

完全な「ブラック状態」。

各個人は自分が置かれている状況を冷静に判断すべきです。

今こそ自助・独立を真剣に考えるときだと思います。


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