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№5696:必要なのは「稼ぐ力」と「金融リテラシー」と「人脈」の3点セット

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、少し前のことですが、高校野球部のOB会で幹事5名(全員後輩)と会ったときのこと。

(その時、初対面の後輩が)大手の不動産の仲介・売買企業で働いており「優良中古物件の価格が上がり続けている」と言っていました。

好立地マンションも購入時より1000万円高く売れることが珍しくないとか。

もちろん、こういったことは経済ニュースを見ていればわかることですが、不思議な現象だと思います。

何故なら、日本経済をデータで見れば明らかに停滞しているからです。

日本人の平均賃金もほとんど上がっておらず、雇用弱者の数も増加しています。

なのに住宅は高騰し、中古物件以外でも新規のタワマンは即売のようです。

こうなる背景の1つに「夫婦合算年収」があるようです。

これは夫の年収が500万円で、奥さんが300万円なら「年収800万円」としてローンを組むということです。

が、後輩は「この考え方は危険だ」と言っていました。

私も「当たり前だ」と思いますが、その理由は夫婦ともに「稼いでいる」とはいえない状況で、かつ、出産や子育てなどこの先の生活スタイルの変化に対応していないからです。

「夫婦合算年収」で資金的に余裕しゃくしゃくなら良いですが、たいがいはそうなっていないようです。

これでは先々「ローンのために生きる人生」になり、仕事も辞められず、好きなものも我慢する生活が待っています。

ちなみに後輩に「そのことがわかっていても売っちゃうの?」と問うたら、「お客さんが希望しているので・・」と苦笑いしておりました(笑)

また、幹事会には証券会社で役職者を務める後輩もおり「寄付金を私に預けてくれれば10年で10~20倍にします」と笑っていました。

ボールとかバットを買わないといけないので、さすがに運用するわけにはいきませんが(笑)、要は「こういうこと」だと思うのです。

それは「稼ぐ力」と「金融リテラシー」と「人脈」の3点セットが必要だということです。

これがあればお金は自動的に増えていきます。

が、多くの社会人は3点セットを1つも持っていません。

で、お金を金利が0.002%とか(低すぎて桁が間違っているかも)とかの銀行に貯金しています。

この状態で、夫婦で頑張って「夢のマイホーム」を手に入れても人生は先細っていく一方だと思います。

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