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№5689:「根幹」を見ていない人は結果を出せない

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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、少し前ですがYouTubeで高木豊さんとダルビッシュ選手の対談が公開されていました。

高木豊さんの質問者としての態度や能力。

ダルビッシュ選手の受け答え方や内容。

ともに素晴らしい内容でした。

素晴らしいポイントは幾つも幾つもありましたが、中でも「成長に直結する」と思ったのは「インプットの重要性」です。

皆さんも大谷選手の打撃練習のもの凄さぶりはご覧になったと思います。

相手側のプロの選手も口をあんぐりしながら見ていたし、ほとんどの選手が動画を撮っていました。

が、ダルビッシュ 選手が見ていたのは打球ではなく「大谷選手の日常の行動」だったといいます。

食事は何から摂るのか。

どのような量やバランスにしているのか。

サプリメントは何をいつ摂っているのか・・といったことです。

つまり「大飛球(アウトプット)」を見るのではなく 「大飛球を生む原因(インプット)」を探っていたのです。

その上で「大谷選手が凄いのは大飛球ではなく生活における意識の高さ である」という主旨のことを語っていました。

「だからあの大飛球は当然の因果だ」と。

さらに「こんなチャンスは二度とない」的なことをいわれていました。

WBCの期間中、大谷選手をウォッチしてメモを取りまくっていたとのこと。

ダルビッシュ選手のような超一流選手がこの姿勢です。

この向上心が破格の契約につながっていくのでしょう。

手前味噌ながら「その人のアウトプットを見る のではなくインプットを見るべきだ」ということは私も言い続けてきました。

わかりやすいのが「本」です。

多くの人は「著者が書いた本」を読みます。

で、ファンとして講演会に行ってサインをもらったりします。

が、本当に読むべきは「著者が書いた本」ではなくて「著者が読んで いる本」です。

この考え方にならない限り、著者に近づいていくことはできません。

一生、ファンで終わりです(もちろん、単なるファンならそれでよい)。

言うまでもこれはビジネスにおいても同じです。

今も昔も、ほとんどの人が「大飛球」ばかりを見ています。

これは「結果」であり「事例」であり「ノウハウ」のようなものです。

それを見て「私も同じ成果を出したい」とか「私もあのようになりたい」と考え、安直な方法に飛びつきます。

そうやって次から次へと新しいことに目移りしては、鳴かず飛ばずの結果を繰り返しています。

これは花でも同じです。

少し前、東京では桜が満開でしたが、多くの人は「桜の花」を見ます。

が、「桜の花」は「根」と「幹」によって支えられています。

要は「根幹」です。

「お花が綺麗だな」ではなく「毎年毎年こんな綺麗な花を咲かせる木の根幹は一体どうなっているんだろう」ということに関心を持った方がいいのです。

もちろん、桜を見るのにそんなことを気にする必要もありませんが、物事は習慣です。

何事においても「根幹」を見ていない人は結果を出せないと思います。

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