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№5386:ビフォーアフタで「相手を確実にプラスの状態にする」

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、よく「コーチングとコンサルティングの違い」ということが論じられます。

一般的には相手に気づかせることを「コーチング」といい、抱えている問題解決することを「コンサルティング」といいます。

コーチングでは「答えは相手が持っている」という考え方をします。

が、私はそうは思いません。

「答えを持っていないから悩んでいる」のだし「そのまま自分だけで考えても間違った結論に行く可能性が高い」と思うからです。

なので私はどちらかといえば「コンサルティング」のスタイルを取っています。

事前に課題を文章で提出していただき、コンサル当日にそれを言葉にしていただいた上で、対話を通じて「それはこうすればいいのではないか」というアドバイスをしています。

コーチングでいうところの「傾聴のスキル」は意識していません。

とはいえ、提供することは「示唆」にとどめています。

そこに強弱があるという感じでしょうか。

「既に結果を出している人」「既に現状のレベルが高い人」は対話を通じて勝手に何かを得ていくので何も言わないし、一方でなかなか結果を出せていない人には少し強めの方向性を提示しています。

が、最終的にやるのは本人。

そこから先はできるだけ自分で考えてもらいます。

大切なのはコーチングであれ、コンサルティングであれ、そのビフォーアフタで「相手を確実にプラスの状態にすること」だと思っています。

言い換えるなら「良い変化」です。

ちなみにこれは「心地よくすること」ではありません。

むしろ「心地よい講座」というのは短期的な自己肯定感の向上をもたらしますが、その後の「良い変化」にはつながりづらいと感じます。

で、その麻薬が切れると再び「心地よい講座に行く」という行動が繰り返されます。

もちろん意図して「心地悪くすること」はしませんが(そういう講座もある)、多少の混乱が起こるくらいがちょうどいいと思います。

そこから自分の頭で情報を整理し、混乱を正常化させることで「良い変化」が起こると思うからです。

日々、「良い変化」を繰り返していけば、人生は必ず良い方向に誘導されます。

自分自身がそうであることはもちろんのこと、リーダーはまわりの人たちにそのような状態を提供する責任があると思います。

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