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№4964:「小が大に勝つ」のが当たり前の時代に!

本noteは先週の月曜日に配信した有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです。

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

今日は「小が大に勝つのが当たり前の時代に!」というお話を。

一昔前までは「大が小に勝つのが当たり前」とされてきました。

「小よく大を制す」という諺もありますが、ビジネスの世界では「大が強い」という考え方が一般的です。

健康産業界でも小型クラブの近くに大型クラブが後発で出店したら「黒船来襲」とばかりに恐れおののいたものです。

実際、それなりに被害を受けていたと思います。

が、「大こそが強い」「小より大が強い」というのは思い込みです。

もちろん「必ず小が勝つ」ということではありませんが、高い確率で勝機を見いだすことはできます。

そもそも「小」が「大」をライバルと捉えることが間違っています。

「両者は違うもの」です。

「違うもの」を具体的に言えば「小には大にできないことができる」ということになります。

例えば、家電品。

私のパソコンは「A」と「S」のキーボードが壊れています(外れている)。

私の打ち込み方に癖があるのかもしれませんが、購入して1年未満でこの状態です。

購入元の富士通に電話しても(わかってはいることですが)「修理センターに送ってください」でラチがあきません。

「配達員がご自宅に伺います」なんて言っていますが、そんなことは私(ユーザー)にとってどうでもいいことです。

私(繰り返すがユーザー)は使い慣れたパソコンが3週間も(と言っていたので)目の前から消えることが問題なのです。

この時、「小(地域密着店)」がパソコンの代替え機を用意してくれ、さらに面倒臭い各種セットアップを1時間程度で全部やってくれたらどうなるでしょうか。

数万円高くても絶対に「小」に頼むはずです。

これは所謂「接近戦(弱者の戦略)」といわれるものです。

このように「小」は「接近戦」を展開することによって、ユーザーに対して「信用」を構築していくことができるのです。

「信用」は人間関係の基本ですから、これにより「継続(ライフタイムバリュー)」が高まります。

当たり前ですが「だから安泰」というわけではありません。

「大」であれ「小」であれ、常に自己革新を続けて「顧客の創造」を実践していく必要があります。

これこそがいつの時代にも必要な経営の原理原則なのだと思います。

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