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№5236:「お米を作っている農家の人たちの気持ちを考えているのか」

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、今日は以下の記事を紹介。

キャプチャ

有吉弘行氏が健康のために炭水化物等を制限する人たちに対してモノ申すというもの。

以下引用。

痩せるためにラーメンを制限した方がいいという主旨の発言に対して。

「ラーメン屋に失礼だろって話。ラーメンが悪いものみたいに言いやがって。黙ってろ、お前らっていう感じだよね。小麦とりませんとか、グルテンフリーですとか。黙ってろ、お前。黙ってやれよ、ボケっていう感じ。炭水化物ちょっとやめてますみたいな。うるせーよ」

「(グルテンフリー等)は)芸人さんでもいるよね?」という発言に対して。

「いる。ボケだから」

そして・・

「人のこと考えてないんだから。炭水化物とりませんって、米つくってる農家の人の気持ち、考えたことあんのかバーカ!」

拍手喝采でございます!

YouTubeで番組も見ましたが、ほぼ上記のままのことをかなり強い口調で言っています。
※共演者が懸命にフォローしている。

先日、私もたまたま「牛乳有害論」に異を唱えました。

その観点は理論云々よりも「無神経だ」というところにあります。

その時も「(子どもに牛乳を飲ませていた)私の母親のところに行って『あなたは自分の子どもに身体に悪いもの(毒)を飲ませていたんですよ』と言ってこい」と言い返した旨を記しましたが、別の機会に「酪農家さんのところへ行って『あなた方は身体に悪いものをつくっているんですよ』と言えるのか」と言ったこともあります。

有吉氏の「ラーメン屋さん」も「農家の人たち」も同じ観点でしょう。

が、そんなことはできない。

だからどうするかというと「無邪気に話を聞く人(情報弱者)」を信者にするのです。

「無邪気に話を聞く人」には2種類あって、1つは「悩みを抱えている人」、もう1つは「健康オタク」です。

「極端な仮説」「ポスト真実」の技法を使えば、この2種類の人たちを洗脳するのは簡単です。

こういう人たちは「エコーチェンバー現象(閉鎖的空間内でのコミュニケーションが繰り返されることにより、特定の信念が強化されること)」という病に陥っていますから、有吉氏のような反対意見を耳にすると逆に自分たちの偏った信念を強めていきます。

有吉氏は「人の気持ちがわからない」と言っていますが、これにはまったく同感で、結局こういうことを平気で言える人は「人格が未熟」なのです。

「人格」とは「徳」です。

「徳」は人間関係の「上下左右」に発揮されます。

具体的には「上(年上や先輩等)」「下(年下や後輩等」「左(家族等)」「右(会社の同僚」です。

だから「この4方向の人間関係」を見れば、その人の「人格」はわかります。

お世話になった人を裏切る(上)。

後輩から慕われていない(下)。

夫婦関係や親子関係がうまくいかない(左)。

同僚から煙たがられている(右)。

「無神経な人」と「4方向の人間関係」を比較すれば、その合致性に驚くと思います。

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