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№5135:「1/100」から「1×100」へ

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、新コロの影響もあって多くの当業界企業(フィットネス業界企業)の業績が低迷しています。

その主原因は幾つもありますが、その1つが「本社主導」にあると思います。

この手法は「コマンド&コントロール(命令と管理)」と呼ばれています。

文字通り、「本社が現場をコントロールする」「本社が意思決定し、現場はそれに従う」というものです。

所謂、トップダウン型です。

が、このやり方が通用したのは20世紀までだと思います。

20年くらい前から崩壊が始まり、10年くらい前には完全に崩壊していると思います。

それに対する手法が「ミッション・コマンド」です。

こちらは「本部は方針を指示するのみで、権限は現場に移譲する」というものです。

いずれも軍事用語ですが、戦争等に比喩すればよりわかりやすく、これは「戦いが地域戦に移っていること」を示しています。

山林の中での戦いを本部が主導することはできません。

本部から現場は見えないからです。

であれば、現場のトップに権限を委譲する(現場主導)以外に効果的な戦法はありません。

FBL大学では設立時から「今後はミッション・コマンド型組織(チーム)にしないとやっていけなくなる」とお伝えしてきました。

しかし、フィットネス業界企業の多くはトップダウンを止めようとしません。

トップからすれば「現場には任せておけない」ということだと思いますが、それは今までリーダーを育ててこなかったことのつけ回しです。

何よりも「コマンド&コントロール」を続けていれば、現場は命令と管理がないと動けない企業奴隷だけになります。

同時に優秀なリーダーから辞めていきます。

これこそが最大の痛手といえます。

これまで多くの会社は店舗を「1/100の存在」と見てきました。

が、これからは「強い1店舗が100店ある」という風にしていかない限り、業績の停滞は避けられないでしょう。

「1/100」から「1×100」へ発想を変えるということです。

強烈な体質転換が求められていると思います。

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