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№5708:「よい質問」とはどのようなものか?

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしています。

【今週のご質問】
「よく『質問力が大事』といわれます。『よい質問ですね~』という有名な言葉もあります。『よい質問』とはどのようなものだと考えますか?」

【私の考え方】
人によっていろいろな考え方があると思いますが、私が「成功か失敗かの分岐点になるポイントに迫る質問」だと思います。

正確には「成功か失敗か」がその質問だけで決まっていくわけではありませんが、「そこって重要だよね!」というポイントのことです。

物事の本質を見極められるといった感じでしょうか。

それができる人が「質問力が高い」ということになります。

物事には分岐点があります。

うまくいく人と、うまくいかない人の差は「同じものを見たときにどう感じるかの違いにある」といって過言ではありません。

当たり前ですが、うまくいく人もうまくいかない人も同じものを見ています。

にもかかわらず、そこから違いが生じるのは「見ているもの」が違うからです。

ここで「同じものを見ているのに、見ているものが違うっておかしいじゃないか」と思ってはいけません。

「見ているものの違い」とは「無形のもの」です。

その正体は「思考」であり「考え方」です。

読書なんかはその典型です。

全員が同じ文章を読みます。

真価が問われるのは「そこから何を感じるか」です。

「有形」の同じものを見て「無形」の違うもの(考え方)を得る。

その考え方が行動になる。

そして、それが結果になる。

正しい思考は正しい行動を生み、正しい結果につながります。

これが「人生の違い」になっていきます。

だから「何を感じるか」ということはとてつもなく重要なのです。

このポイントを探そうとするのが「よい質問」です。

一方の「悪い質問」はこの逆です。

それは「答えを欲しがるもの」です。

私たちは幼少期から「答え合わせ教育」を受けているので仕方ないのですが、「これで合っていますか」「どうすれば結果が出ますか」的な質問はいただけません。

が、本を読んでいないことを筆頭とした不勉強な人はほぼこのパターンで質問をします。

仮に本を読んでいるとしてもノウハウ本が中心なので「自分の頭で考える」という癖がついていないのです。

こう考えると「よい質問」をするための前提は読書だと思います。

常に言っていますが、読書は重要であることはもちろん「誰でも今すぐ始められる行動」だからです。

日頃から「考えること」をしていなければ「よい質問」はできないと思います。

意識だけではどうにもならないということです。

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