№5684:「ボディメイク」より「人間づくり」をやってほしい
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
本日は昨日の続きです。
スモールジムは早い段階で100店舗になると思います。
念のため言っておくと期限は決めていません。
何故なら「人が先」だからです。
期限を決めれば店舗数を追うことになります。
「人が先で店舗は後」
これが基本方針です。
多くの会社ではこれが逆になっています。
「店舗が先で人は後」です。
出店を決めてから人事をやっています。
もっと言えば「人がいない」というケースもあります。
そこで「それっぽい人材」を抜擢する。
これでは「共倒れ」になるだけでしょう。
いずれにせよ「店が先」でやっている以上、そこに配属される人材は会社の歯車として疲弊していくだけです。
現実を見れば、このことに説明は不要なはずです。
スモールジムに会社の歯車はいません。
何故なら各店のトレーナーは自社の社長だからです。
法人を立ちあげて、自分のジムを経営する。
これが基本スタイルです。
※当然、2店舗目以降は変わってくる。
こういった各社長の大半は直前までサラリーマンをやっていた人たちです。
またはフリーランスとして活動していた人たちです。
そういった人たちが「スモールジムの普及を通じて、多くの人たちのより良い身体づくりに貢献する」「日本の医療費の削減に貢献する」といった理念に賛同して集結しているのがスモールジムです。
スモールジムは経営陣ではなく各店のトレーナーによって成立しているのです。
この「人への考え方」がスモールジムが成長した大きな理由です。
もちろん、そのためには「ちゃんとした人」に参画してもらう必要があります。
では「ちゃんとした人」とは何かと言えば「人間性を磨く努力を怠らない人」です。
これに尽きます。
ちなみに「人間性を磨く=徳を磨く」です。
「徳」とは「仁義礼智信」のことですが、これは「まわりの人との人間関係を円滑にしていく能力」です。
「徳がない人間」はどうなるか?
お世話になった人に無礼を働きます。
家庭がうまくいきません。
同僚を裏切ります。
部下スタッフから嫌われます。
こういう人間はスモールジムにいないし、こういう性質が顔を出したら厳しく注意するし、改善が見られなければ脱退してもらいます。
これはトレーニングの目的にも現れます。
私は「ボディメイクなんかしなくていいから人間づくりをやってほしい」と言っています。
はっきり言えば「外見づくりなどしなくていい」と思っています。
もちろん過不足があってはダメですが、身体管理に必要な要素を実践していれば中肉中背でまったく問題ありません。
高頻度でトレーニングしたり日焼けをする時間とお金があるなら、読書をしたり仲間と飲み会をしたりして欲しいと思うくらいです。
「外見づくり」より「内面づくり」。
大事な大事な基本方針です。
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