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№5726:業績不振の主原因は「新コロ禍」ではなく「経営陣」である

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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、3年間に及んだ新コロ禍もひとまず収束ということで、街には活気が戻ってきました。

少しずつですが、マスクをしている人も減っています。

仕事上の規制等がある人以外はマスクを外せばいいと思うのですが、これは「周りの様子を見ながら」という感じなのでしょうか。

まぁそれはそれとして、街には活気が戻ってきましたが、企業の業績は活気づいているところと、そうでないところに二極化しています。

この大きな違いは「新コロ禍前と同じビジネスをやっているか、まったく新しいビジネスをやっているか」にあります。

このことは「新コロ禍前のビジネスモデルをいったんゼロクリアしたか否か」と同義です。

外食産業等を見ても、一見同じことをやっているように見えますが、その中身はまったく異なっています。

オンライン化を導入することでさらに利便性が増していたり、IT化によりオペレーションが改善していたり、新商品開発のスピードが上がっていたりします。

私の見たところ、業績好調企業で新コロ禍前と同じことをやっているところは1社もありません。

それをまったくやっていないのが、多くのフィットネス業界企業です。

いや、正確には以下のようなことをやっていました。

DX事業部をつくったりとか。

YouTubeでレッスンを配信したりとか。

オンライン用スタジオをつくったりとか・・していました。

が、予想通りというのか、わかりきっていたことというのか、これらの大半は形骸化しています。

理由は単純で「付け焼き刃」であり「その場しのぎ」だからです。

そうではなく、この時にすべきだったことは「新コロ禍後の世の中」を見据えて、必要となる武装をすることだったはずです。

私は2020年5月に普段はやらないYouTubeで「多くのフィットネスクラブが遅かれ早かれ窮地に追い込まれる」と明言しています。

かつ、当時「0店舗」だったスモールジムを「今後、増えていく」と言い切っています。
※2023年で30店舗体制になります。

既存の総合型フィットネスクラブの大半は「オワコン」です。

にもかかわらず、理不尽な命令に耐えながら、疲弊して働くのは愚かとしかいいようがありません。

問題の根幹は新コロ禍ではありません。

ビジネスモデルの変革ができない「経営陣」です。

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