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№5248:レッスンに「マンネリ化」はない!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、今も昔もトレーナーやインストラクターから「レッスンがマンネリ化する」という声を耳にすることがあります。
私が代表理事を務めるスモールジム協会(スモールジム)でもスクール制で「1回50分」というレッスンを提供しているので「マンネリ化」という問題が起こらなくもありません。
が、「それはおかしい」というのが私の見解です。
理由は大きく2つ。
1つは「基本とは同じことの繰り返しだから」です。
例えばですが、「歯を磨くこと」に目新しさなんかありません。
毎日毎回、同じ事の繰り返しです。
だからこそ「効果」があるのです。
「基本」とは「正しいこと」です。
「正しいことを繰り返す」からその蓄積により「成果」が出る。
お客さんに「成果」を提供したいのであれば、むしろ「同じこと」を繰り返すべきなのです。
この時、「同じことを繰り返すことの意味」をお客さんに伝え理解してもらうのが、トレーナーやインストラクターの仕事です。
「同じことの繰り返しが身体を良くしている」ということを。
それがわかれば(例えば毎朝サプリメントを摂取するように)喜んで同じことを繰り返すと思います。
「正しいこととマンネリ化は無縁」と強く理解すべきです。
2つはそのトレーナーなりインストラクターが「レッスン」をやっているからです。
私は「レッスン」ではなく「商売」をすべきだと思っています。
「商売」とは「お客さんの不(困っていること)を解決すること」です。
※もっと深い意味が他にあるが、それは割愛。
目の前にいるお客さんが「困っていることがない」ということは絶対にありません。
それを毎回毎回気にしていれば「マンネリ化する」ということはありません。
そもそもお客さんは(スモールジムなら)基本的に週1回、1回50分しか来館していません。
1週間というのは「60分×24時間×7日」で「10080時間」あります。
その内の「50分(0.5%)」で「マンネリ化」が起こるなんて考えられません。
実のところ「マンネリ化」しているのはトレーナーやインストラクターの方ではないのでしょうか。
それがお客さんに伝わっているのですよ。
「マンネリ化」とか「目移り」が発現しだしたときから、その「商売」は衰退に向かいます。
「初心忘るべからず」
常にオープン初日の最初のレッスン(商売)の気持ちを忘れないことが商売繁盛には欠かせないと思います。
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