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№5004:「選択の自由」を与えることが指導であり教育である

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、昨日の「正義中毒」は「あるある」ってことで結構評判がいいです(笑)

発案者の中野信子さんに感謝しないと。

「正義中毒」は論外ですが、この類いの人種に共通しているもっとも有害なことは「物事の選択肢を狭めていること」です。

例えば「白米と玄米」。

私はスモールジム協会の関係者がSNSで「白米より玄米の方が身体にいい」的な発信をしたので「それはやめてほしい」と言ったことがあります。

それを読めば一般の人たちは「玄米の方が身体にいいんだ」と感じてしまうからです。

このような「AとBの比較」はまったく意味がありません。

どうしてもやりたいのであれば「白米のメリットはこうでデメリットはこうです。玄米のメリットはこうでデメリットはこうです。あとは自由に選んでください」と言うことです。

2つとも立派な食材ですから。

決定的な優劣はありません。

食物繊維がどうこうとか、ビタミンミネラルがどうこうという話がありますが、そこだけを見ればそうなんでしょうが、それって他の食材でカバーできないんですかね?

白米を食べていても野菜たっぷりの食事をしていれば問題ないということはないのでしょうか。

「白米+野菜たっぷり」と「玄米+野菜嫌い」はどちらが身体にいいのでしょうか。

そりゃ「玄米+野菜たっぷり」が一番いいのでしょうが、そんな真面目なことばっかりやってられないんでね。

食事指導で成すべきことは五大栄養素(七大栄養素)を基軸とした適切な量、適切なバランス、適切なタイミングの3つを教えることでしょう。

で、その「過不足」をなくすこと。

それ以上もそれ以外も教えることは何もないと思います。

昨日の「正義中毒」もそうですが、何故、私がこういうことをしつこく言うか。

人生において「選択肢を奪うこと」がもっとも不幸だと思うからです。

こう言うと「顧客には選択する能力がない。だから決めてあげることが必要なのだ」的な反論を受けることがありますが、「全然わかってないな」と思います。

そんなことを言っているからいつまで経っても顧客が「自立」しないのです。

で、「先生!先生!」って言って信者化していく。

教育とか指導の根本というのは「自立」にあるのです。

では「自立とは何か」と言えば「選択の自由」を与えることです。

「選択の自由」を与えることが指導であり教育の根本です。

管理、統制、指示、命令に飼い慣らされてきた私たちはそのことを忘れているのです。

FBL大学は「個」。

スモールジム協会は「ジム」。

この2つのアプローチで私は「選択の自由=自立」を多くの人たちに提供していきたいと思っています。

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