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№5450:こういうフィットネスクラブの業績は低迷する

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、少し前に「スモールジム初の入会ウェイティング事例」というnoteを書きました。

先日、(入会ウエイティングとなった)スモールジムFlare(青森市)の代表トレーナー(社長のこと)である小野寺幸太郎さんとの対談動画を収録し、本日、FBL大学で公開しました。

キャプチャ

何故、「入会ウエイティング」になるかといえば、スモールジムは会員数に上限があるからです。

少人数制スクール型を採用しているので必然的にそうなります。

それが90名~120名で上限となります。

このことが「たったそれだけか」「100名なんて簡単だ」という「ご指摘」につながります。

が、大半のフィットネス業界企業が同じことをやっても私たちのような結果は出せません。

やってみればわかります。

入会者をかき集めることはできても「メンバーに継続してもらうこと」はできません。

何故か?

一般的なフィットネスクラブの「ほぼすべて」に会員数の上限はありません。

「詰め込むだけ詰め込む」

「集まるときに片っ端から集める」

こういう考え方です。

やっていることは「入会者を増やすこと」と「退会者を止めること」です。

ここに「既存顧客」はひとりもいません。

入会者は「まだ入会していない人」だし、退会者は「既に辞める意思を固めた人」だからです。

要は「いない人」に対してエネルギーをかけているのです。

こんなバカバカしいことはないでしょう。

ビジネスというのは「既存顧客」で成り立っています。

現在の売上の100%は「既存顧客」によって成り立っています。

であるならば「既存顧客」のサービスに全力を尽くすべきです。

滝にでも打たれて、自分たちの考え方を根本的に変えない限り「お客さんの継続」は実現しません。

日本のフィットネスクラブで昨日入会したお客さんの顔と名前がわかり、かつ会話をした支配人(店舗責任者)が一体何名いるでしょうか。

その大半は「顔と名前」ではなく「入会1名」という「数字」でお客さんを捉え、「お客さんとの会話」ではなく「本社に報告」をしているはずです。

こういう顧客無視の運営をやめること。

それなくして「顧客の継続」はあり得ません。

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