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№5405:これからの時代、世の中を動かすのは「意味」である

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、「消費者が体感するインフレが加速している」ということです。

総務省が24日に発表した5月の物価上昇率は前年同月比2.5%でした。

内訳を見ると、よく買うものほど価格高騰が鮮明で、ガソリンや食品など月1回以上は買う品目は上昇率が5%と全体の倍に達しています。

私も先日ガソリンを入れましたが、170円近くなっていて驚きました。

こうなると当然、消費は抑制方向に行きます。

とはいえ、車なら「まったく運転しない」ということにはなりません。

食品なら「何も食べない」ということにもなりません。

ではどうなるかというと「支出額の上限を越えないようにしながら、優先順位の高いものから選択的に消費をする」ということだと思います。

これは押さえておくべき重要なポイントです。

したがって、いくら魅力的な商品ですと言っても、いくら値引きをしても、上記条件を満たしていない限り、商品やサービスが売れることはないのです。

つまり、今後のビジネスにおいて私たちは「選んでもらえる存在」になる必要があるということです。

そのために必要なのが「消費者にとっての意味」です。

そのことを私は2014年3月のFBL大学の講座で以下の資料を使って説明しています。

消費行動の二極化

どんなに遅くても、この時点で「便利消費」にいくか「意味消費」にいくかを明確にしておく必要がありました。

これからの時代、世の中を動かすのは「意味」なのです。

この時、私たちのようなスモールビジネス実践者は「意味消費」にしか活路はありません。

人々は「なんとなく欲しかったもの」ではなく「本当に欲しかったもの」であり「本当に必要なもの」を購入します。

その時の「買う理由」が「意味」です。

そうは言っても消費者個々がいちいち意味を考えて消費活動をするわけではありません。

日常的に必要なものを習慣的に購入します。

が、これで消費者の人生が豊かになっていくかということです。

皆さんの商品やサービスは消費者(お客さん、顧客を含む)を豊かにするために存在しているはずです。

であるならば、それを伝えてあげないと行けません。

「あなたがうちの商品を買う理由はこれですよ」

「それによってこれからの人生がこんなに豊かなりますよ」と。

それがこれからの時代の求められているマーケティングだと思います。

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