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ビジネスというのは「メンバーと1対1で向き合うもの」

こんにちは。遠藤です。4825回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。

さて、オンラインビジネスをやっていると「売上の自動化」という考え方をよく耳にします。

わかりやすく言えば、自分は海外を旅していてもチャリンチャリンと自動的に売上が上がる「しくみ」をつくることです。

この考え方はとても肯定的に指示されています。

「〇〇ローンチ」なんていう名前もついています。

が、私は否定的です。

もちろん、自分のビジネスの中の一部にそのような仕組みがあることは否定しないし、むしろ構築していくべきだとは思います。

例えば、過去の書籍とかセミナー等が売れていくというようなものです。

これが毎月10万円でも売上になればとってもありがたいことです。

しかし、「不労所得」的にこれを目指すということになれば、そういう考え方の人はどこかで足元をすくわれると思います。

何故ならビジネスというのは「メンバー(顧客)と1対1で向き合うもの」だからです。

とは言うものの・・。

新型コロナ前の私は「メンバーと向き合う時間」を取っていませんでした。

もちろん「楽をしよう」と考えていたわけではありません。

私なりに一生懸命やっていました。

が、新型コロナによって状況は一変しました。

多くのメンバーに「大変化」が必要になったのです。

なので私はメンバーへのアプローチ方法を変えました。

今まで以上にサポートしなければいけないと思うようになりました。

その結果、必然的にメンバーと向き合う時間が増えました。

それによって関係性も向上し、双方のビジネスに好影響が出ています。

それで思い出しました。

「ランチェスター弱者の戦略」に「顧客に対して1日の53%の時間を配分せよ」という教えがあることを。

私はそのことを「2007年8月」のメルマガで紹介しています。

そこから13年強。

改めてそのことに気づいたというか、もしかしすると初めて腹落ちしたのかもしれません。

「ナンバー1企業」以外は弱者です。

私などは「超絶な弱者」です。

ということはビジネスを継続していきたければ「1日の半分以上」をメンバーと向き合う時間にしていく必要があるのです。

「売上の自動化」という考え方はこの精神に反します。

だからどこかでしっぺ返しを食うのです。

新型コロナはそのことを私に気づかせてくれました。

それがなければ、私は変わることなく過去を延長していました。

本当に大きすぎる転機だったと思います。

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