№5715:「専門力」や「資格」より「つながり」に投資せよ!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしています。
【今週のご質問】
「遠藤さんは『参加』ではなく『参画』といわれることが多いと感じます。これは意図してそうしているのでしょうか」
【私の考え方】
これから記すことは個別コンサルティングをしている時にヒントをいただいたことです。
私は意図して「参画してください」と言っています。
FBL大学等でも「参加してください」ではなく「参画ください」と言います。
が、その理由を特に言語化したことはありませんでしたが、その部分でヒントをいただくことができました。
参加は 「参加するだけ」の状態です。
言い換えるなら「いるだけ 」という感じでしょうか。
一方の参画は「主体的に関わる」とか「一緒に何かを創る」ということです。
「いるだけの人」と「一緒に何かを創る人」は大きく違います。
言うまでもなくチームに必要なのは「一緒に何かを創る人」です。
「参画している人」は自らの発言 、発信、 問題提起等によってメンバーの思考や行動に良い影響を与えます 。
協力と貢献といった行動が徹底しているのです。
当たり前ですが、協力と貢献は一方向では成立しません。
その質が高ければ高いほど、相手とか周囲からも協力や貢献が得られます。
これが「相乗効果」というものです。
よく本人は相手に協力した気になっているのに、相手から望んだ反応が返ってこないことに悩んでいる人がいますが、それは余計なお節介をしているからであり、または不適切なアドバイスをしているからです。
良い貢献をしたいのであれば、常に自分のレベルを正しく高めておくことが必須不可欠です。
参加しているだけの人はこういったプロセスを経験することができません。
その結果、「関係性」とか「つながり」を失っていきます。
一貫して言ってきたことですが、価値というのは関係性からしか生じません。
多くの資格取得者が困窮しているのを見ればわかるとおり、専門力から価値は生まれません。
ましてやAI等の発達により、今後はますます価値がなくなっていきます。
「専門力」より「つながり」の方が100億倍大事です。
「専門力」ではなく「つながり」に投資した方がいいのです。
そして「つながり」に参画していくこと、貢献していくことが求められます。
私のまわりでも、このことがわかっている人は例外なく結果を出しています。
これは因果です。
因果を無視しているから公私を問わずに望まぬことが起こるのだと思います。
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