№5050:「投資」とは何か
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
さて、スモールジム協会界隈では起業を選択する方(自分のジムを持つ方)が続々と生誕しています。
で、その際にどうしても気になるのが「初期投資」のようです。
スモールジムの初期投資は「超少ない」ですが、それでも云百万円は出ていきますので当然のこととして手元資金は減少します。
仮に300万円かかるとしたら「口座なり手元から300万円が減少した」ということになります。
が、この考え方や捉え方は「間違っている」と私は思っています。
それは「投資」というのは以下の2条件を満たすものだと思うからです。
・条件1:元本保証がない
・条件2:一定期間後に利回りで戻ってくる
「手元から減少した」と考える人はこの考え方ができていません。
元本保証をしたいのなら銀行に預けておくことです。
が、それではいつまで経ってもビジネスは興せないし、利息もスズメの涙程度です。
仮に初期投資に300万円かかったとします。
当然、それは手元から消えます。
が、ビジネスをやるわけだから、そこには利回りが発生します。
※「します」というか「させる」のがビジネス。
この300万円に20%の利回りを発生させるとします。
細かいことは全部無視して計算すると60万円です。
この計画を5年間で達成すると考えたとします。
5年間は60ヶ月なので360万円を60で割ります。
これは月額6万円になります。
この額を自分に返していけば5年後には60万円の利益が出ます。
この時点で300万円が360万円になりました。
当然、6年目からは年間72万円の利益が出ます。
事業を10年継続したなら360万円です。
つまり300万円が10年後に720万円になったことになります。
初期投資の300万円を全額借り入れたとしても420万円が手元にあることになります(利息等は全部無視)。
当たり前ですが、これは返済について言っているだけなので、その他で利益は出ています。
これが基本的な投資の考え方です。
一方、300万円を銀行に預けていたらどうなるか。
まるっきりきちんと計算していませんが、おそらく10年後の預金額は303万円くらいだと思います。
もちろん事業に失敗すれば300万円は0円になります。
これは正邪ではないので、それが嫌だったら何もしないことです。
その代わり、お金は塩漬けです。
どちらを選択するかは「あなた次第」です。
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