№5453:「年収1億円でも会社員には戻りません」
本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、先日、FBL大学&スモールジムの同志として活躍する小野寺幸太郎さん(フレアー(株)代表取締役兼代表トレーナー)との対談動画を収録したのですが、その中で小野寺さんは「年収1億円でも会社員には戻りません」と言い切っていました。
一方で「もうすぐ定年」とか「独立する勇気がない」とかいっている人が大半なので「本当に好対照だ」と思います。
ちなみに私は「会社員にもいいところがある」とは思っていますが、そう言っている人の大半は「組織に従属している自分」を認めないための自己正当化策としてそう言っているので「情けないな」と思います。
特にかつては「独立します」と言っていた人が組織に従属している様を見ると「この人は終わったな」と思います。
独立することの醍醐味は「自分が意志決定者になること」にあります。
このことにはお金では買えない価値があります。
私は「これを知らずして1回しかない人生を終えるのか」と思います。
「ナンバー2でやりがいがあります」というのは「従属は最高です」と言っているのと同じです。
「ナンバー2」が正当化されるのは「重要な経営課題の決定権に携わっている場合のみ」です。
それも「大企業」であることが当然の条件です。
※「大企業の定義」はお調べください。
社員が10人そこらでナンバー2も何もありません。
すべては「社長ひとり」で成り立っていることです。
また会社が大きく成長していることも条件です。
長年に渡って同規模の会社で「ナンバー2です」なんていうのは究極の自己正当化です。
私は「経営事項の決定者」にならばければ「何かを成したことにはならない」と考えています。
だってそうですよね。
「誰かが決めたこと」をやっているわけですから。
これまで私は「40歳定年制」を提唱してきました。
これは「40歳になったら起業せよ。以降も会社に残る人は最低年収レベルを許容せよ」というものですが、新コロによってその時期が早まりました。
今は「35歳定年制」でしょう。
そこにフォーカスできない人は「還暦」や「定年」を気にして生きる「哀れな中高年」になるだけです。
残酷ですが、今はそういう時代です。
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