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№5585:「いいとこ取り」という考え方はあり得ない

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、教育ビジネスをやっていると、たまに「私はいいとこ取りをするタイプです」と言う人に遭遇します。

例えば、マーケティングという1つのテーマを学ぶときにあっちから学んだり、こっちから学んだりする。

要は「つまみ食い」という感じです。

私は「いいとこ取り」という考え方をする人が嫌いです。

何故か。

理由を3つ挙げます。

1つは「我欲が見え隠れしているから」です。

「いいとこ取り」を辞書で調べると「複数のものから自分に都合のよいところだけを取ること」とあります。

この「自分に都合のよいところだけ」という部分がポイントで、まさにこれが「我欲」です。

2つは「学びを受けている相手に失礼だから」です。

「学び」というのは相手に「この人に教えたい」と思ってもらうことで成立します。

基本的に相手にコミットできない学びは身につきません。

また、これができないというのは徳にも反しています。

故にこのタイプの人は人間関係が安定しません。

まわりに残るのは「自分をヨイショしてくれる人だけ」になります。

3つは「学びは生きている限り、永久に継続するものだから」です。

故に継続的に学ぶことがそもそもの前提です。

この時、自動車教習所のように「短期的に学ぶ性質のもの」もあります。

が、「人生の学び」「ビジネスの学び」は違います。

短期的な学びであり「いいとこ取り」では上達しません。

「いいとこ取りの人」は結果を見ればわかります。

結果が中途半端だし、やっていることが微妙に変わるし、前述のように人間関係が安定しません。

そもそも「いいとこ取り」なんてできないんですよ。

何故なら1つのことを選択するというのは1つのことを選択しないということだからです。

「いいとこ取り」の人はこれがわかっていない。

両者から都合のいいところだけを取ろうとします。

極めて幼児性の高い考え方です。

この説明で「結果が中途半端になる理由」がわかると思います。

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