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№5541:今後の競争力の源泉は「ハード(便利)」か「人(意味)」かになる
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、日曜は(できるだけ)今週の振り返りを。
といっても昨日までの続きですが。
業界イベント(SPORTEC)に参加した感想は「相変わらずモノ重視、商品重視だな」ということです。
このことはもはや改めて言うことでもありません。
ちなみにもう1つ強烈に感じたこともありますが、そちらは追ってシェアしたいと思います。
今後の競争力の源泉は「ハード」か「人」かになります。
言い換えるなら「便利」か「意味」かです。
「便利」を追求するのならIT、AIといった技術を駆使して、徹底的に省力化し、無人化するという流れになります。
一方、「人」を追求するのなら、徹底的に「人の魅力」で勝負していく必要があります。
その上で「このジムに来る意味」をメンバーに教育していくことです。
このどちらかしかないでしょう。
そこにモノとか商品は出てきません。
※なのにそれを展示している。
「人」といっても「人がいるだけのジム」「人が立っているだけのジム」は競争力を減じていくだけになります。
こういうジムは無人化に舵を切った方が利益が出ると思います。
いずれにせよ「どちらかに徹すること」が必要で中途半端はダメということです。
少し前に面白い話を聴きました。
某ビルに入っていたアパレル店(A店)が新コロ禍の影響もあってか、閉鎖することになったとのこと。
で、この会社は従業員を整理することにしたそうです。
「お店」というハード(モノ)が無くなることにともなって、「人」も同時にいなくなったということです。
そこから整理された従業員は(引き抜いたとかではなく紳士協定に基づいて)、同ビルにある別のアパレル店(B店)に入社することになったといいます。
そうしたら移籍したB店の売上が1.5倍くらいになったということでした。
これはライバル店が閉鎖したからではありません。
移籍した従業員が「顧客」を連れてきたからです。
おそらく、A店は「人」ではなく、「モノ」とか「数字」だけを見ていたのでしょう。
こういった物事の見方も店舗の業績悪化に影響を与えていたのかもしれません。
もっとも私は「従業員が顧客を信者化させるべきだ」とはまったく思っていません。
「お店」のファンになってもらい、「自分」のファンになってもらう。
その考え方は以下のnoteにも書いています。
その意味ではB店に移った人も「まだまだこれから」なのかもしれませんが・・
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