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№5132:「広告キャッチをつくる」のではなく「お客さんの心をキャッチする」

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、ビジネスにおける「マーケティング」の重要性は改めて説明するようなことではありません。

「マーケティング」には「マーケティングをする人」が必要で、これを「マーケター」といいます。

「マーケター」の仕事は「市場をつくること」だったり「集客すること」だったりするのが一般的です。

当然、「売上を上げる」ということも含まれます。

いずれにせよ、こういった「多くの人に買ってもらう」ということは、企業にとっても個人にとっても生命線になります。

そこで、これまでは効果的なキャッチや広告手法等を使って「いかに顧客の反応をつくるか」が重視されてきました。

が、ここ数年はそういったことでは売れなくなっています。

お客さんは商品の「機能的な価値」だけではなく、その商品に込められている驚きやワクワク感に共感し、その「心の動き」によって商品を購入するようになっているからです。

だから「マーケター」、いやビジネスに関わるもの全員は「お客さんの心の動き」をキャッチできる人材になっていく必要があります。

「広告キャッチをつくる」のではなく「お客さんの心をキャッチする」という感じです。

もちろん今後も「効果的なキャッチ」は必要です。

有名なのが「BAS法(ビフォー→アフター→ソリューション)」で、これは「Aで困っている人がBになります。それがC商品です」というものです。

今後はここに「何故、このビジネスをやっているのか」という世界観を付加し、それを実際の活動や実績を通じて「私たちの姿勢には嘘がありません」ということを証明していく必要があります。

と言いつつも、完全にそうなっていくのには時間がかかります。

故に今後も一定の顧客層は商品を買い続けてくれます。

それに甘えて現在の広告手法を改めないと、顧客が減少するだけでなく「商品を買うのが情報弱者だけ(世の中の流れに鈍感で、相変わらず反応し続ける人だけ)」ということになります。

これは「脆弱な顧客を増やしている」ということになるため、中期的にビジネスが安定しなくなります。

それでも「反応的訴求」を続けるのか。

はたまた「価格訴求(割引訴求)」を続けるのか。

今が変革の時だと思います。

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