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№4918:社員が会社を辞める「2つの理由」

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

今日は「社員が会社を辞める2つの理由」という話をします。

私のところには「会社を辞めたい」という相談が結構来ます。

と言っても、最近は減ってきました。

その理由はFBL大学の中で「会社を辞めた人」、すなわち「自分が主体となって何かを始めた人」の割合が増えてきたからです。

そんなわけなので「FBL大学の方々を見ていて」という意味ではなく、これまでの経験において「転職について感じること」を2観点挙げてみます。

1つは「本人の未熟」です。

「目の前のこと」でまったく結果が出ていないのに「辞めること」ばかりを考えている。

「7つの習慣」によれば「未熟=反応的」です。

こういう人は目先の情報に反応します。

「新しいことに挑戦すべきだ」と言われれば反応し、「うちの会社に来ないか」とちょっと言われただけで「トップハンティングされた」などと狂ったことを言いつつ反応します。

そういう人に共通しているのは「まったく自己投資をしていない」ということです。

私は月額5万円の自己投資を「最低ライン」と見ていますが、そんな人はほとんどいません。

だから「平行移動」的な転職が後を絶たないのです。

2つは会社側の問題です。

一言で言うなら「経営者や上司がまったくリスペクトされていない」ということです。

私のところには経営者や上司より先に相談が来ます。

こうなる理由は本来であれば最初に「辞めたい」と相談すべき経営者や上司が相談相手と見なされていないからです。

そんな人に相談してもネガティブな対応をされるに決まっている。

だから私のところに来るのです。

社内の人間は「社内のこと」しか考えていません。

だから引き留めます。

が、その実体は「自分たちが困るから」「自分たちのメンツが潰れるから」です。

対して私は「相手の人生のこと」を考えています。

日本の会社の数は約382万社。

「1/382万」という超狭い枠の中で自分の人生を完結させる必要はありません。

こういった相談に乗る際、私が「社員が会社を辞めることを煽動している」と思っている人がいるようですが、そんなことはしていません。
※どう思われてもよいですが。

私が問うのは「で、どうしたいのか」ということだけです。

だから考えが甘い人には「その考え方ではどこに行っても同じ」と直言します。
※そういう意味ではそれなりの数を止めている。

個人にとっても会社にとっても重要なことは「成長と貢献」「それにともなう報酬」です。

「チームワーク」とかはまやかしです。

それよりも「成長と貢献と報酬」のほうが何十倍も大事です。

が、実際に行なわれていることは「停滞と従属と薄給」です。

40歳になってもその会社でしか通用しない。

数字ばかり追いかけていて誰に貢献しているのかわからない。

で、報酬は436万円付近である(日本人の平均年収)。

こんな人生に魅力があるわけがない。

だからそれに気づいた人から辞めていくんです。

「会社を辞める」ということ自体は「ポジティブなこと」です。

どんどん挑戦すればいい!

が、その理由が「ネガティブであってはいけない」ということだと思います。

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