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№5503:「鶏口」と「お山の大将」はまったく違う

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

昨日は「『鶏口』と『お山の大将』を勘違いしてはいけない」と記しました。

で、今日はその違いの説明を。
※あくまでも私見。

両者の違いはポジショニングにあります。

「鶏口」というのは「自分が勝てるポジション」を戦略的に獲得することです。

私がやっていた野球に喩えると、9つのポジションのうちどれを選択すれば試合に出られるかを選択することです。

当然、ここには自分よりうまい選手がいますから、自分が生き残っていくためには知恵や戦略が必要になってきます。

一方の「お山の大将」は「自分はピッチャーをやりたいから」と自分より下手な選手を集めることです。

こちらには知恵も戦略も必要ありません。

必要なのは権限とか力関係です。

残念ながら、トレーナーやインストラクターには「お山の大将」が数多くいます。

「お山の大将」は常に自分が一番じゃないと気がすみません。

だからまわりの人と連携できません。

仮に連携してもすぐに揉めごとや人間関係の悪化を招きます。

「鶏口かお山の大将か」は「まわりの人」を見ることでもわかります。

「お山の大将」は自分より優位に立たれるのを嫌いますから、自分のまわりを「イエスマン」、または「自分より能力の低い人」で固めます。

情報弱者であるお客さんにいい加減な疑似科学を信じさせて信者化させることも該当します。

こんなことをやっていれば、活動はどんどん閉鎖的、かつ先細りになっていきます。

それでもイエスマンや信者を信じ込ませておけば一定規模の活動はできるので、見た目上はそんなに困ることはありません。

一方の「鶏口」は周囲に貢献し協力することで「チームとしての最大成果」を考えます。

そして「自分が一番」ではなく「自分がその一翼を担っている」ことに誇りを持っています。

結果、活動は外側に拡がっていきます。

このように「鶏口」と「お山の大将」はまったく違います。

くれぐれも「お山の大将」にならないようにご注意ください。

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