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「簡単に集客できる」と宣伝している 広告をどう思いますか?

こんにちは。遠藤です。4843回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。

土曜は以前のブログでやっていた「学長に聴け!」を復活させます。

今週は「リアル、オンラインを問わず『簡単に集客できる』と宣伝している
広告をどう思いますか?」という質問にお答えします。

私は簡単に集客できるはずがないと思っています。

簡単に集客できるなら多くの企業等が現在のような厳しい状況にならないでしょう。

もっとも「簡単に集客できる方法」はあります。

代表的なものを2つ紹介します。

1つは「情報弱者に売ること」です。

つまり「効果を出せない人に売ること」です。

これがもっとも手っ取り早いです。

「情報弱者」というのは「簡単に集客できる方法」を探しています。

またこういった人たちの大半は現在稼げていません。

稼げていないから「簡単に集客できる方法」を求めているともいえます。

FBL大学では強調していることですが「自分の商品を買っているのは誰か」ということを大いに気にするべきです。

教祖様のもとに信者が集まっているようなコミュニティには注意が必要だし、自分自身は絶対にそういう存在になってはいけません。

「先生」なんて呼ばれて平然としている人はロクなものではありません。

2つは上記とも関連しますが「短絡的で反応的な宣伝」をすることです。

例えば「申し込んでくれれば、即金で1000万円あげます」と言えば、
多くの人が申し込みをするはずです。

が、さすがにそれは怪しいと思うでしょう。

「そんなはずがない」と。

ここで考えるべきは「簡単に集客できる方法」も同じくらい怪しいということです。

だって「そんなはずがない」でしょう。

それに気づかない感性こそが現状のビジネスがうまくいかない原因です。

さらに言えば、そういった講座等で教えているのは「方法」です。

例えば「Instagram集客法」といったものです。

ビジネスというのは「理念→戦略→戦術」の順番で考えることで、はじめて継続的に存続していくための資格を得ます。

「方法」というのは「戦術」に該当します。

だから「戦術」を繰り返しても「理念」、すなわち「何のためにやっているのか」と合致することがありません。

したがって「戦術」が「市場(顧客)」とつながらず「戦術」を繰り返すことになります。

故に「疲弊戦」になるのです。

仮に「簡単に集客」できたとしても、短期的に集めた顧客は短期的に去っていく可能性が高いです。

こういう講座を受けるのはいいと思います。

が、過度に影響されない方がいい。

効果が遅くなってもビジネスの原理原則を学ぶことをおすすめします。

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