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№4905:「仕掛けられていること」に何故、気づかないのか?

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

今日は「仕掛けられていることに何故、気づかないのか?」という話です。

昨今のClubhouseブーム(既に落ち着いてきた気がするが・・)を見ていて過去にメルマガで紹介した本を思い出しました。

こちらは2014年11月に紹介したもの。
※そんな前だったか。。

こちらは2019年12月に紹介したものです。
※異なる著者です。

このうち2014年11月のメルマガに書いたコメントを以下に抜粋します。

かなり前のものですが、今でも通用する内容だと思うので紹介します。

本書のサブタイトルは「廃人製造社会の真実」と過激です。
「廃人」が依存するものとして連想されるのは「ドラッグ」が代表的でしょう。
その他では「アルコール」、「ニコチン」など、いずれにせよ「依存」のイメージはネガティブです。
著者は「現代社会は依存者を量産している」と指摘し、これらに加えて「スイーツ」、「スマホ」、「鎮痛剤(睡眠薬など含む)」、「ゲーム」、「ポルノ(AV)」などを依存の対象として挙げています。
この中で「スマホ」や「ゲーム」と「ドラッグ」ではイメージがまったく違います。
しかし、陥っている心理状態は同じなのではないかと私は思います。
本書の表現でいえば「餌食になっている」「もてあそばれている」「脳がハイジャックされている」「気づかずに金を使わされている」「小さなトリックにかかっている」「やみつきにさせるよう仕組まれている」となります。要は開発者のストーリー通りにマインドをコントロールされているのです。開発者の合言葉は「ユーザーを永遠のキャッシュマシンにする」とのことです。
まいっちゃいますね。
読者の皆さまの多くは「フェイスブック」をやっているでしょう。
※本書では「最強最悪のビジネスモデルとされている。
この時、「いいね!」がもらえなくても書くのでしょうか?
「いいね!がもらえると嬉しい」なんて言っている時点で、完全に「餌食」なのです。
だから、私は「目的性のないSNSなど止めろ」と言い続けています。
「完全な遊び」なら問題ありませんが、多少なりともビジネスと関連させているのであれば、中途半端なSNSなど「単なる時間のムダ」でしかありません。
私が無意識下のSNSが危険だと感じるのは「人と人とのつながりの部分が仕掛けられていること」です。
それにより人とまともに会話ができない人間が増えます。
表面的で薄っぺらい人間が増えます。
感じることができない人間が増えます。
本書の表現を借りれば「絆がドラッグになっている」のです。
SNSがドラッグ同然になっている人がたくさんいるはずです。
その末路は「SNS依存症」です。
「依存症ビジネス」とどう付き合うかはあなた次第です。

(引用ここまで)

故スティーブ・ジョブス氏が自分の子どもにiPadやiPhoneの使用を制限させていた話は有名です。

同様のケースはジョブス氏だけではありません。

世界的なテクノロジーの開発者たちは「使用者が依存症になること」を知っていたと考えることができます。

ちなみに私は「スマホを使っていること」を問題視しているのではありません。

むしろ「スマホの害」とか「電磁波の害」を強調している人たちを「気持ちが悪い」と思っています。

問題は「完全に仕掛けられている」ということです。

この「仕掛けられる」というのはスマホ云々を問わない人生全体の問題です。

広告しかり、自己啓発セミナーしかり、投資話しかり・・。

「仕掛けられていることに何故、気づかないのだろう?」

本当によくそう思います。

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