№5602:2023年以降は「経営指標(KPI)」を変える必要がある
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、本日はFBL大学の第2週目のオンラインセミナー配信日です。
講座は2種類あるのですが、そこから一部をご紹介。
経営にはKPIという指標があります。
業種業態によってその詳細は違うと思いますが、いずれにせよそれらは売上とか利益に直結するものだと思います。
KPI経営は私もやっていました。
それもかなり細かく。
見学入会率がどうだ。
紹介入会率がどうだ。
初期定着率がどうだ。
コストがどうだ。
こういった指標が10も15もあり、それらを達成すれば自動的に利益が出るというロジックになっています。
こういったことは今でも必要ではあります。
指標としては知っておくべきです。
が、2023年以降こういった指標は二の次になります。
どれだけ売り上げたかとか、どれだけ利益を出したかではなく、どれだけの人を幸せにしたか、どれだけの人を健康にしたか、どれだけの人を笑顔にしたか。
このような指標を第一にする必要があります。
何故なら、それが時代の流れだからです。
この流れに反するとどうなるか?
優秀な人や必要なお金が集まらなくなります。
ここが超重要です。
優秀な人や必要なお金が集まらなくなれば、事業は衰退します。
だから時代の流れに反した企業はやっていけなくなるのです。
こう言うと「そんな経営指標で利益が出るのか」と思う経営者が大半でしょう。
そうではなく「その結果、利益が乗ってくるビジネス」であり「そのようなビジネスモデル」を考えるのが経営者の仕事なのです。
ここが大転換ポイントです。
新コロ禍から約3年。
新コロ禍というのは戦争級の歴史的な事象です。
それが大変革を突きつけていることは、企業の規模を問わない経営者の共通認識なはずです。
この3年間に企業は自社の経営方法や事業をゼロベースで見直す必要がありました。
その「新しい姿」で勝負するのが2023年以降の企業の戦い方になります。
が、フィットネス業界企業はどうでしょうか。
「新しい姿」になっている企業は数えるほどしかない。
今のままでは混乱、動乱が必至だと思います。
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