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№5672:リーダーの仕事は「強いチーム」および「強い個人」をつくること

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、私はこれまで「チームを強くするということは、チームを構成する個人を強くすることである」と一貫して言い続けてきました。

ビジネスであれ、スポーツであれ、目的や目標を達成するために「なすべきこと」をチーム全員が高いレベルで共有できれば、間違いなくチームは強くなります。

その意味において「コーチング」という言葉も好んでは使いません。

「コーチング」を代表とする自己啓発法の中には「相手を心地よくする」という概念が間違いなく入っています。

私はそんなことはどうでもいいと思っています。

目的は「相手を強くすること」です。

そのためには「心地いい」どころか「気持ち悪くなること」さえあると思っています。

リーダーの評価の如何は、そのリーダーが率いるチーム、および個人が「強化されたか?」、すなわち「結果を出す集団になったか?」「自立した個人になったか?」ということのみで問われるべきだと思っています。

私は活動を通じて、そのことを証明し続けているつもりです。

が、世間一般にある「チームづくり」とか「チームワーク」の考え方は違います。

各個人は個性を失い、組織に同調し、従属することを求められます。

多くの会社で行なわれている研修等は「画一化された人間」をつくっています。

いつまでもこういうことをやっているから会社も個人も成長しないのです。

新コロ禍はこのことを露呈したはずです。

また、そういう価値観が嫌で組織を飛び出した人も、心地良い仲間と内輪で小さくつるんで、ショボい結果しか出せずにいるケースがたいていです。

「強い個の集合体が強いチームである」

このことを証明したのが「WBC日本代表チーム」でしょう。

大谷選手が「このチームが解散するのは寂しいが、各自はこの後、所属チームに戻ってやることがある」的なことを言われていましたが、そういうことです。

こう言うと必ず「それはプロのトップ選手だからだ」と反論されるのですが、各自、各個人は「自分の身の丈」において最大自立ができるはずです。

各自にとっての100点満点は人によって違います。

その達成が「強くなる」ということだと思います。

「お前はダメだ」「必ず失敗する」

こんな言葉を浴びせていて相手が強くなるわけがありません。

WBC日本代表チームを観ていて、改めて自身の「なすべきこと」が明確になりました。

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