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№5662:「共創」はあっても「競争」はない!

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、昨日は「自由で、対等で、楽しいチームをつくっていきたい」と記しました。

そこには「共創」はあっても「競争」はありません。

一般的な会社は違います。

社内には必ず「競争」があります。

その大きな理由は人数が決まっているからです。

例えば、全員を部長にすることはできませんので。

このことは「自分が勝てば誰かが負ける」「誰かが負けていることで自分が勝っている」ということに他なりません。

「自分が部長になった」ということは、「誰かが部長になれなかった」ということです。

人数が決まっていれば、当然こうなります。

私はこういう環境が嫌いです。

そんなこともあって、会社の評価とか業績比較で自分の能力が規定されていた会社員時代はまったく人生が楽しくありませんでした。

それでも独立起業してしばらくは社員を雇用していました。

自分がされて嫌なことをしていたわけですが、当時はそうするしか手段がありませんでした(自分の能力不足ということ)。

こうなるとどうしたって「序列」が生じます。

もちろん、多店舗展開していたり、現店長を他のポストに配置するなどすれば直接的な問題は起きませんが、だとしても「AさんよりBさんの方が能力が高い」といった「比較評価」が行なわれることは避けられません。

だから私は「10年で独立起業すべし」と社員に発破をかけていたのですが、今をもって実行した人はひとりしかいません。

そんなこともあって、2013年から私は「ひとり社長」を選択しています。

ここには「競争」はありません。

成すべきことは「自己向上のみ」。

自分が向上することで「他者への貢献度合い」が比例的に上がっていきます。

その結果、FBL大学は「自由で、対等で、楽しいチーム」に仕上がっていると思います。

2020年2月に立ち上げたスモールジムも同じです。

基本的に店長は「全員が社長」です。

社長は自己向上努力によって、自店の品質を上げ、業績アップを目指します。

社長同士は「ハチドリの精神」でつながっていますから、自店の成功事例を積極的に(というか何も考えずに)コミュニティで公開します。

LINEグループの「全国スモールジム店長コミュニティ」でシェアするときもあれば、講座化する場合もあります。

大事なポイントは「競争していない」ということです。

もちろん「他店よりいい店にしたい!」という競争意識はあるかもしれませんが、それは他者を犠牲にしたり、蹴落としたりというものではありません。

「全員で勝つために自分が勝つ」のです。

「上下意識」とか「命令」とかホント不要。

これって誰のため?

社長や上司のためですよね。

そんな会社で働いている人は、さっさと「おさらば」すべきです。

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