№5706:「公」は学ぶ、働く、稼ぐ! 「私」は動く、食べる、休む、笑う、つながる、遊ぶ!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、多くの人が「豊かに生きたい」と思っていると思います。
個人的に「幸福」とか「幸せ」というのはジコケイ的で、あまり好きではないのですが「豊か」はよいと感じます。
では「豊か」とはどういう状態か?
この定義が必要です。
私見では「経済的、時間的、精神的に自由な状態」だと思います。
続いて「3つの自由」を手にしている人がどのような人かを考えます。
この時、重要なのが「誰からもそのように見えること」です。
「自分で言っている」「自分がそう思っている」というのは全然ダメです。
もちろん、自分が何を思っていても問題ないですが、周囲への良い影響力はまったくありません。
むしろ、そういう人は悪影響を与えているケースが多いと思います。
「自由に見える人」は例外なく人生を楽しんでいます。
「人生を楽しんでいる人」は公私ともに充実しています。
人生は1つなので、いちいち公私に分ける必要もないのですが、構成要素が違うので、あえて分類すると「公私」は以下のような「行為行動」で構成されています。
「公」→学ぶ、働く、稼ぐ。
「私」→動く、食べる、休む、笑う、つながる、遊ぶ。
よく学び、よく働き、たくさん稼ぐ!
よく動き、美味しいものを食べ、快眠し、よく笑い、仲間とつながり、よく遊ぶ!
これらはすべて「豊かさ」につながります。
表現も大切です。
「運動・栄養・休養」といった感じだと学問的、義務的なイメージがしますが、「動く、食べる、休む・・」には楽しさとか積極性を感じます。
ここで「人生を楽しんでいないように見える人」を分析しています。
まずは「公」。
・学ぶ→全然学んでいない。または偏ったことや一部のことだけ学んでいる。
・働く→雇用されている。支配されている。
・稼ぐ→稼いでいない。一定の給与等を保証されている。
続いて「私」。
・動く→なんでもいいから動くというより、特定のこだわりがある。
・食べる→あれを食べてはいけない、これは身体に悪いとやっている。
・休む→神経質で寝付きが悪かったりする。
・笑う→しかめっ面、取っつきにくい、すぐ怒る。
・つながる→仲間内でつるむ。
・遊ぶ→内輪で好きなことだけ。
という感じ。
すべてをクリアのは難しいかもしれませんが、複数該当していれば、人生は閉じていく一方でしょう。
「豊かさ」とは「幅」です。
で、「幅」とは学ぶ、働く、稼ぐ、動く、食べる、休む、笑う、つながる、遊ぶの総体だと思います。
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