子どもに背中を見せれる親になるために
子どもの未来をより良くするために、自分ができる事はなんだろうか?
日々そのようなことを考えているのですが、最近は、子どもの前に大人が人生を楽しむ事が大事なのではないかとふと考えるようになりました。
子どもは近くにいる人から学びます。その近くにいる大人こそが親だったりするわけです。
今回は、僕が感じている大人が楽しむことに関してを記事にしたいと思います。
子どもに背中を見せられる親になるために
子どもに自分のしていること、生き様を胸張って見せる事ができるか。
僕はこの姿勢を大切にしていきたいと常に思っています。
僕の家族の話になるのですが、僕は自分の父親をすごく尊敬しています。
自分の仕事をしっかりとして、僕ら三人兄弟のやりたいことをサポートしてくれたからです。
僕自身、安くない理学療法士の専門学校の資金や、一人暮らしのお金も少し工面してくれ、おかげで今があると思っています。
その下の兄弟に至っては、大学だけでなく、卒業後別の専門職になるための資金もエンジョしています。正直、なかなかできることじゃないと思っています。
もちろん全部が全部尊敬しているわけではなく、喧嘩もするし、性格などはこの人はしょうがないな、子どもっぽすぎるだろとため息ついてしまうこともあります。
しかしそれでも、会社でも上の立場になるほど努力し、僕らのやりたいこと、夢を支援してくれたことは本当にありがたないなと思っているし、そういった仕事の面を家庭では全く見せなかったのも本当にすごいなと思っています。
このように父親が背中を見せてくれたので、今の僕も家族や子どものやりたいこと、夢をしっかりとサポートできるような人間になりたいと常々思っています。まだまだ親の足元にも及んでいないというのが現状なのですが…。
こう見てみると、自分の親がしてくれたこと、仕事に対しての向き合い方って本当に自分のものになるんだなと感じているわけです。親が仕事の愚痴も話さず背中を見せてくれたからこそ、僕の仕事への向き合い方や家族への考え方が形成されていると考えると、本当にありがたいなと思います。
仕事も、人生も楽しいものと教えられるのは親の役割
思考や習慣は、本当に親の影響を強く受けるなと感じています。
それは僕だけではなく、どの家庭でも近しいものはあるのだと思っています。
親がすごく笑って、明るい家庭の子は本当にとてもよく笑います。自分に自信があり、どんな人とも仲良く関われる。
その反対に、親がネガティブであったり、心身面に問題がある子はなかなかうまく笑う事ができない子が多いです。
同世代の子にもなじむのが時間がかかってしまったり、どこか自分を作って関わろうとしてしまう。自分の本音を隠して関わってしまう。
そういった子たちの家族因子をみると、全員ではありませんが家族関係に問題が生じてしまった子も少なくありません。
生きる事にネガティブだったり、やりたい事が全く思いつかない子…。全部が全部親のせいであるとは思いません。その子の特性も関わってきますから。
それでも、身の回りの大人が、仕事や生きる事の楽しさを感じさせれる事ができれば、そういった子たちの認識も変わっていくのではないかと思っています。
子どもを蔑ろにするのではなく、自分も大切に
僕が言いたい事は、子どもを決して蔑ろにしろといっているわけではありません。
たまに子どものことをほっぽりだして自分の趣味を大事にする人がいますが、僕としてはあまり褒められたものではないと思っています。
大事なのはバランスです。子どもといる時間を大切にしながらも、自分のやりたい事にも取り組む。
その時その時の優先度を見直して動いてみると、意外に両立できるということに気がつきます。
どうしても真面目や親御さんは子どもの事を優先してしまいますが、それだと自分が潰れてしまいます。
大人も全然楽しんでいいし、好きなことをやってもいいと思っています。仕事であれ、趣味であれ、熱中している姿は子どもにも背中を見せることにつながるのではないかと思っています。
また一緒に楽しむ事ができたのなら、子どもに色々経験をさせるきっかけになるかもしれません。
何事もバランスだし、そのバランスはその時その時で変わります。大人も子どもも楽しく生きる。そのためにできることを模索していきたいと思います。
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