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「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の対義語

SNSに投稿する時に、言葉の意味があっているのか?と思ったら調べるようにしている。

ふと、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の対義語ってなんだろうと思い調べた。

「弱い犬ほどよく吠える」や「虚勢を張る」などが出てきたが、僕の中で一番しっくりきたのがある。

「張子の虎」である。

首を振る癖のある人や、何事であれただうなずけばよいと考えている人、あるいは実力もないのに虚勢を張る人にたとえる。

会話で使えることわざ辞典より

なぜしっくりきたか?というと、SNSには張子の虎がたくさんいるからである。

張子の虎を、本当の虎だと思ってしまう人たち

最近は携帯やパソコンで見たい情報は調べられる。
人の感想などもたくさん見れるので、自分がわざわざ体験しなくてもそれっぽい知識はつく。

ただ、その見ているものや情報は本当なのだろうか?

細かいことは、自ら体験するから分かるところでもあるし、そういう言葉にしにくいものを感じれるのが体験のいいところである。

今は体験する事も、比較もしない人が増えている。

コスパ?やタイパ?みたいな流れなのだろうか?

ただ、こんなこと言うと本当におじさんだけど

コスパやタイパばかり気にするのが、一番効率悪い。
そして、人として薄くなる。

そう思う。

もっと本物の虎を見に行こう

最近は本当に精巧に出来た張子の虎が増えている。
でも、本物の虎を見たら自分の価値観はもっと変化するしワクワクする。

映像と現場では、かなりの差がある。

この差はイメージだけでは埋まらない。
体験、経験することで埋まっていく。
そして、その事柄に対しての理解度や解像度が高くなる。

ただ、ここで言いたいのは張子の虎が悪いとかではなく、作りの悪いものと良いものの違いがわかるようになる必要があるということ。

本物を見て、他のものも見てみて自分の基準を作る。

この作業に時間をかける、というが人生を豊かにしていくと僕は思う。

そして、この比較する力がこれから必要な能力になると思うから。

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