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トレーニングと怪我のリスクについて

最近シェアされているこちら。

個人的には、思ったよりも少ない。そして、資料をみるとフィットネスクラブも含むのでパーソナルトレーニングだけではないんじゃないかなぁ?というのが予想。
(パーソナルトレーナーより、アルバイトが起こしているケースも多そう)

こういう記事だと、トレーナーのスキル不足が注目されますが、それ以外の点についてちょっと書いていこうと思います。

そもそも、パーソナルトレーナーの特性について

パーソナルトレーナーが何ができるのか?というふうに聞かれると、結構人によるのが本音です。

  

すごくざっくりとした図を作りました。
大きめのチェックがある所が得意分野寄りという感じです。(あくまで印象です)

この図で見ると、パーソナルトレーナーはわりと何でもやらないといけない感じになります。
(これはいろんな都合で仕方ない所はありますが・・・)

基本的にリハビリテーション後〜スポーツ愛好家まで何でもかんでも受けに来てしまうのがフィットネスクラブのパーソナルトレーニングなので、僕も含め、結局得意ジャンルがない人がほとんどなんじゃないかと思います。

また、パーソナルジムでも来る人はきっと運動に差し支える何か(腰痛・肩痛など)は持ってると思うので、怪我の知識はマストになってきます。

でも、ダイエット専門ジムでケガの研修ってあんまりしないと思いますし、フィットネスクラブでもしないと思うんです。

身体の専門家、と言っても得手不得手があると言う所があります。本当は得意ジャンルの人とお客様の共有や依頼を回すようにをするのが大事かと。

お客様側の情報提供不足

  


これに関してはお客様だけではなく、担当トレーナーのヒアリング不足などもあります。
本人の中で当たり前にある体調不良に関しては、こちらに教えてくれないケースがあります

例えば、血圧が高いので薬を飲んでることを言わない。多少の痺れがあるが、気になる時ならない時があるので言わない。あとは貧血などの血液検査で引っかかりそうなものまで。

こういう情報って、トレーニングを行う上では欠かせないものになります。
でも、本人は運動に関係ないだろうと思っているので、トレーナー側がきちんとヒアリングする必要があります。

気になる事はお互いに聞いたほうがいいですし、トレーナーも根掘り葉掘り聞いた方が、後でお客様も不安や不調を言いやすくなると思います。

結局は、クロージング不足

  


とどのつまり、ここです。
トレーニングという身体に日常生活以上の負荷をかける事には、デメリットももちろんあるという事を伝えきれていないのではないでしょうか?
(もちろん、パーソナルトレーナーは最善を尽くす。)

ここがきちんと伝わっている場合、多分国民消費者センターなんて機関に問い合わせが行かないと思うんです。
そして、トレーナーの技術不足とかリスクヘッジを最大限にやっていても怪我は一定数起こります。

アンケートを見る限り、一番多いのが「その他の傷病および諸症状」なので、これはうーんという感じです。

あとは、はっきりとトレーナーが原因のケースではトレーナーが入っている保険や自賠責保険などが適応になるでしょうし、多くの場合は示談です。

トレーニングの負荷や内容で、どんな症状が出るのか?または可能性があるのか?それらは起こっていいのか、悪いのか。

こういうことを丁寧に説明出来ることが信頼に繋がるんだと思います。

まぁ、お客様もそういう姿勢があればそんなにトレーナーの事を責めることもないでしょうし、そもそもその姿勢が有ればお客様の声に耳を傾けて無理させることもないんじゃないかなぁ?と、思います。

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